『赤い袖先』の悪役ホンドンノは、実在したモデルがいました。
今回は、実在したモデルだけでなく、
『赤い袖先』内での、ホンドンノの正体から最後はどうなったのかに注目!
実在モデルを知ると、ドラマも更に面白くなりますよ!!
『赤い袖先』ホンドンノの実在モデルは?
最初に、ホンドンノの実在のモデルは、「洪国栄(ホン・グギョン)」。
私は、歴史に疎く、洪国栄(ホン・グギョン)って名前を聞いただけじゃ、全く誰なのか分からず。(苦笑)
しかし、私だって、韓ドラにはまってからの歴はそこそこ長いので、ドラマで得た知識から、パッと思いつく歴史上の人物もいます。
朱蒙(チュモン)→『朱蒙(チュモン)』より
太祖(テジョ)・定宗(チョンジョン)・光宗(クァンジョン)→『麗<レイ>』より
宣祖(ソンジョ)・光海君(クァンヘグン)・貞明(ジョンミョン)公主→『華政』より
哲宗(チョルジョン)→『哲仁王后』より
と、有名どころばかり。
時間をかければ、もっと思い出すと思いますが。(←言い訳がましくてすみません)
そこで、洪国栄(ホン・グギョン)のことを少し調べてみました。
検索すると、すぐに2001年のドラマ『洪國榮ーホン・グギョンー』がヒット!
ドラマのタイトルにもなってるくらいなので、歴史上、有名な人物だったことが分かりました。
こちらのドラマでは、キム・サンギョンさんが、ホン・グギョン役を演じています!
ここで、ドラマのタイトルで思い出したのが、不朽の名作と言っていい『イ・サン』。
私は、かなり前に『イ・サン』を視聴していて忘れていたのですが、イ・サンの右腕として、ホン・グギョンが出ていたのを思い出しました!!
『イ・サン』では、ハン・サンジンさんが、ホン・グギョン役を熱演。
個人的に、ハン・サンジンって、右腕役がぴったりな俳優さんだと思っています。
なのに、不覚にも忘れてしまっていました。
『赤い袖先』では、カン・フンさんが演じていますが、カン・フンさん演じるホン・ドンノも新鮮な感じでよかったですよね~。
『イ・サン』が、今風にアップデートされた感じがしました。
ちなみに、カン・フンさんは、『赤い袖先』で2021年 MBC演技大賞 新人賞を受賞されてます!
史実での、洪国栄(ホン・グギョン)も、有能な人材で、イ・サンの祖父である英租からも目をかけられるほど。
有能であり、イ・サンからも信頼されていたこともあり、着々と出世していきます。
ホン・グギョンの権力はどんどん大きくなって、残念なことに、横暴な態度をとるように。
どんなに権力を持っても、謙虚な心を持っていれば人格者として、後世にも名を残せたのではと思うのですが。
権力を持ったことがない私には分かりませんが、権力を手にすると、ちょっと横柄になってしまうのが人間なんでしょうね。
『赤い袖先』は、調べてみればみるほど、史実に近いストーリー展開になっているということが、分かりました。
それでは、次は、『赤い袖先』でのホン・ドンノの正体を暴いていきたいと思います。
『赤い袖先』ホンドンノの正体は?
『赤い袖先』のホンドンノは、甘いマスクで女官たちから大人気の人物でした。
なんでも、都で1番の色男という設定。
この都で1番の色男設定って、俳優さんからしてみたら、結構プレッシャーになりそうと思いませんか?
私だったら、ソワソワしてしまいそう。
「秘密組織ホンサモ」というファンクラブまであるのには、びっくり!
主人公のドギムを入れて、4人の仲良し宮女グループですが、その一人キム・ボギョンもファンクラブの一員。
一方、ホンドンノに夢中になる宮女はたくさんいるのに、世孫(イ・サン)は、恐れられ、避けられています。
ツンツンしているからでしょうが、私は、ツンデレな世孫(イ・サン)に一票です!!
でも、確かにドラマの中で、世孫(イ・サン)は、宮女たちになんだか冷たいけど、ホンドンノは、物腰が優しく宮女たちが、夢中になるのも分からなくもないんですよね。
そんな中、ドギムは、ホンドンノの事を警戒していました。
ホンドンノは、子供の頃から、イ・サンの信頼を一身に受けていたのに、ドギムが出現したことで、イ・サンを奪われそうな感覚になったんだと、思っています。
ドギムは優秀ですし、言動とはウラハラに、純粋にイ・サンのために尽くすので、イ・サンの心もドギムに夢中になっていきますからね~。
ドギムに見せる少しいじわるな感じのホンドンノが、本当のホンドンノなんでしょうね。
ホンドンノの優しい笑顔は、純粋に優しいわけではありませんでした。
忠臣ではありますが、頭のどこかで、損得勘定をしているホンドンノ。
頭もいいので、無駄に敵を作らないし、自分の味方にしておけば、いつか役に立つだろうという損得勘定を隠すための笑顔なんだと分析。
ドギムも、ホンドンノの笑顔に隠された裏の顔に、気づいて警戒していたんだと思います。
ホンドンノの正体は、都で1番の色男で、宮女にも人気ですが、権力には貪欲な裏の顔をもつ忠臣でした。
また、ホンドンノの正体は、物語が進むにつれ顕著に出てきます。
どのように顕著に出てくるのか、最後はどうなっていくのか、見ていきましょう!
『赤い袖先』ホンドンノ、最後はどうなる?
ホンドンノは、自分の妹ホン・ダンをイ・サンの側室にすることに成功。
ダンは、元嬪(ウォンビン)となります。
王室の外戚になれて、さらに権力は強くなっていきます。
しかし、元嬪(ウォンビン)が急死。
ここから、ホンドンノの没落人生がはじまります。
ドギムの仲良し4人組の一人・ペ・ギョンヒや、宮女たちが、行方不明に。
この行方不明になってる宮女たちは、チョ尚宮(提調尚宮)が作っていた秘密組織・広寒宮の集会所に連れて行かれていました。
その犯人が、ホンドンノでした!!
ファンクラブ「秘密組織ホンサモ」は、かわいい組織で微笑ましいかんじでしたが、秘密組織・広寒宮は、怖い・・・
なんだか、怪しい宗教団体みたいな感じが・・・
ホンドンノは、宮女を使い証拠を捏造し、元嬪(ウォンビン)の死を王妃のせいにしようとしていたのでした。
しかし、イ・サンが、集会所での現場をおさえ、ホンドンノは、朝廷から追い出されることになります。
その後、ドギムも宮廷を追い出され、ホンドンノに再会します。
ホンドンノは、ドギムに一緒に逃げようと言うのですが、これは、ドギムのことが好きと言うわけではありませんので注意です!
イ・サンが持つことができないものを、持ちたいということなのです。
このセリフから、ホンドンノは、幼い時から、イ・サンに対してうらやましいと思う心があったんだろうなと思います。
どんなにうらやましがっても、頑張っても、ホンドンノが王様になれるはずもなく、せめて王様に近づきたかったんでしょうね。
それが、ブラックなホンドンノを作り上げたんだと思います。
ホンドンノは、その後、遺書を残し、自殺してしまいます。
遺書には、子供の頃の禁書の事件で、イ・サンを助けたのは、ドギムだったことが書いてありました。
そして、ホンドンノが亡くなった事を知り、悲しんでるドギムに会ったイ・サンは、なぐさめ、ドギムの本心を知ることになります。
この件で、なんとなく二人の距離が縮まり、最終的には、結ばれることに。
ホンドンノの遺書がなかったら、もしかしたら、二人の距離が縮まることはなかったかもしれないので、最後に、いい仕事をしたんだと思いました。
『赤い袖先』ホンドンノは実在した! まとめ
今回の記事・『赤い袖先』ホンドンノは実在した!について、まとめてみました。
♠ホンドンノの実在のモデルは、洪国栄(ホン・グギョン)。
♠ホンドンノの正体は、優しい笑顔の裏に権力に貪欲な持ち主。
♠ホンドンノの最後は、自殺。
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