韓国ドラマ・時代劇で大人気の『ポッサム』!
今回は、主人公バウには、かくされた秘密がありました。
バウの正体は、いったい誰なのでしょうか?
バウの正体が分かり、結末は、どうなるのか、バウをまるっと解剖していきます!
『ポッサム』バウの正体は?
『ポッサム』第1話で登場した主人公バウは、とても堅気には見えない人物でした。
職業はというと「ポッサム」。
「ポッサム」と聞いて、韓国料理を思い出し、料理人か?と思われた方もいるかもしれませんが、違いますよ。(苦笑)
ちなみに、韓国料理の「ポッサム」は、茹でた豚肉を、キムチなどと、サンチュなんかの葉野菜で包んで食べる料理です。
韓国料理の「サムギョプサル」も、焼いた豚肉を、葉野菜で包んで食べて、美味しいですよね。
「ポッサム」は、韓国語で包むという意味があるのですが・・・
バウは、お肉を包むお仕事ではなく、「寡婦」を袋で包んで誘拐し、新しい夫のところへ連れていき再婚させるお仕事。
朝鮮時代は、再婚が禁じられていたので、こういうお仕事があったんですね~。
なんだか愛のキューピットみたいな感じもしますが、法的に禁じられていたので、裏稼業。
仕事が、裏稼業というだけではなく、泥棒や博打などで生計をたてっていて、真面目な人間ではないのは確かです。
そして、バウを演じていたのは、チョン・イルさん。
チョン・イルさんといえば、『へチ 王座への道』や『太陽を抱く月』で、王様や王族の役を演じていました。
なので、王室のイメージがあるのですが、今回のバウ役では、お鬚(ヒゲ)も生やし、庶民感が漂っていました。
ですが、みなさんの期待通り、バウには、秘密が!!
その秘密とは、バウの正体の事で、第6話で正体が判明しました!
バウの正体は、元両班(ヤンバン)だったのです。
簡単に身分制度を分けると
王様 → 両班 → 中人 → 常人 → 賤民
となるので、高い身分の出身だったということが分かります。
それでは次に、バウの家系を見ていきましょう。
『ポッサム』バウの祖父は?
バウの祖父は、キム・ジェナムです。
歴史に詳しい方なら、ピーンとくるのでしょうが、残念ながら私は、かなり歴史に疎い・・・
学生時代は、社会が1番苦手でした。
日本史でも苦手意識がすごいのに、韓国の歴史なんて、全くの無知。
ですが、『ポッサム』を、より楽しく見るために、調べてみました。
『ポッサム』は、ドラマなので、史実と違うところもありますが、私は、史実を軽く理解しただけでも面白さは、倍増しました。
そして、頭がよくなった気分も味わえました!
そんな私が、『ポッサム』のバウが、両班じゃなくなった過程を説明しますね!
『ポッサム』で第15代王の光海君。
その前の、第14代王というのが、宣祖(ソンジョ)で、その王妃が、仁穆(インモク)王后。
バウの祖父のキム・ジェナムは、仁穆(インモク)王后の父親なんです。
なので、両班の中でも、王族とつながりあるので、由緒正しい家柄ということになります。
やっぱり、チョン・イルさんは、由緒正しい家柄の役が、よく似合うってことですね~。
イケメンで、王子様キャラだと思っています。
そんな家柄のいいバウが、なんで、裏稼業をする生活になったのか?
それは、左議政イ・イチョムの策略のせいでした。
どんな策略かというと・・・
キム・ジェナムが謀反を企てていると、光海君に吹き込み、キム・ジェナムを謀反の罪で処刑したのでした。
もう少し、詳しく説明すると、キム・ジェナムが、仁穆(インモク)王后の子供である永昌大君(ヨンチャンテグン)を王にしようと企てたと吹き込んだのです。
史実でいう「癸丑獄事」です。
この時代は、ドラマ『華政ファジョン』でも描かれています。
『華政ファジョン』で永昌大君を演じたチョン・ジソン君が、すごーくかわいい!
そして、チョン・ジソン君が、こんなにお兄ちゃんになったんだって思えるのが『夫婦の世界』のジュニョン役。
ドロドロ大好きな私のおすすめのドラマです!!
他にも、光海君やキム・ゲシに、イ・イチョムなど、『ポッサム』でおなじみの登場人物がでてくるので、見比べると面白いですよ。
この事件により、バウは、身分を失うだけでなく、財産も没収されてしまうのでした。
『ポッサム』バウの結末は?
バウが、元両班だということは分かりましたが、結末はどうなったのか見ていきましょう。
バウは、第12話で、光海君に、両班に戻れたなら光海君の刀になると言います。
そして、武科の科挙に合格という光海君が出した条件を、無事にクリア!
見事、身分を回復し、両班にもどることができました。
バウの本名は、キム・デソク。
これから、キム・デソクとして生きることになります。
バウだでなく、バウの母親や妹の身分も回復し、スギョンやチュンベ・チョ尚宮とも、一緒に暮らします。
もちろん、かわいいバウの息子チャドルも!
バウが北方へ行って留守にしている間に、チャドルの実母があらわれたり、イチョムにスギョンが生きていることが、バレてしまったりしました。
さらには、イチョムの悪だくみにより、光海君に見捨てられるバウとスギョン。
またもや、家族みんなが追われる生活に・・・
しかし、そこで救ってくれたのがデヨプでした。
バウとデヨプは、恋敵でもあり、よく争っていましたが、お互いの政治的立場なんかがなかったら、いい恋のライバル程度の争いで、きっと良き友になれたんでしょうね。
デヨプの最後は悲しいものでしたが・・・
結局、光海君は、西人の謀反により廃位され、綾陽君が即位。
スギョンは、バウの立場を考え、出家しようとお寺へ。
剃髪しようとしたその時に・・・
バウに「ポッサム」されました!!
めちゃくちゃいいオチだと思いませんか?
最初と最後は、やはり、「ポッサム」!!
ドロドロ好きな私ですが、このハッピーエンドは、とてもいい終わり方だと思いました。
『ポッサム』バウの正体は? まとめ
今回の記事・『ポッサム』バウの正体は?について、まとめてみました。
♠バウの正体は、元両班(ヤンバン)のキム・デソク。
♠バウの祖父は、第14代王・宣祖(ソンジョ)の王妃である仁穆(インモク)王后の父親・キム・ジェナム。
♠バウの結末は、出家しようとしたスギョンを「ポッサム」し、ハッピーエンド!
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