ドロドロした復讐系の韓国ドラマを見ると、次が気になって仕方がない!という経験ありませんか?
ドロドロした韓国ドラマって中毒性がありますよね~。
私のまわりにも、韓国ドラマにはまって、抜け出せないドロドロ好き仲間がたくさんいます!
どうして、こんなにハマってしまうのか分析してみました!
おすすめTOP3も紹介しています!
「韓国ドラマ」について話す際に、よくドロドロ系という言葉を聞きませんか?
そもそも、「ドロドロ」って何なの?
って考えて見ると、人間のあらゆる感情(特に、憎悪、嫉妬、苦しみ、怒りなどのネガティブな感情)や欲望が、ぶつかり合い、絡み合いグチャグチャになっている様だと思うんです。
もし、そんな渦の中に、自分がいたらと、考えるだけでも恐ろしいのですが・・・
はたから見ると怖いもの見たさも手伝い、ハラハラ、ドキドキさらにはワクワク?!と楽しいんです!!
特に「韓国ドラマ」のドロドロには、人を惹きつける魅力がたっぷりと詰まっています。
それでは、早速「韓国ドラマに中毒性があるのはなぜ?」なのか、見ていきましょう!
ドロドロのターゲットは主婦層! 中毒性に注意!
では、一体どんな人が、韓国ドラマのドロドロにはまっているのでしょうか?
やはりなんといっても、ダントツ主婦の方が多いです!!
主婦目線で描かれているドラマが多く、感情移入しやすい。
しかも、感情移入しやすいものの、普通の主婦にこんな事起きないでしょう!っていうことが、刺激的にかつ衝撃的に起きます。
この非日常な感じも、主婦層にうける要因だと思います。
そして、ひと昔までは、日本でも「昼ドラ」ってありましたよね?
懐かしいという方も、知らない世代の方もいるでしょうが・・・
「昼ドラ」は、お昼の時間帯にあるドラマなので、ターゲットは主婦。
人気だったのは、大家族をテーマにした『天まで届け』や、井上真央さんが子役で登場した『キッズウォー』など、ほのぼのした感じのドラマでした。
しかーし!!
その裏(?!)で、人気だったのが日本のドロドロドラマなんです。
小沢真珠さんの悪女っぷりが世間を賑わした『牡丹と薔薇』や、たわしコロッケで話題になった『真珠婦人』など、韓国ドラマのドロドロにかなり近いドラマがあったのです。
残念なことに、日本からこのような昼ドラがなくなり、日本のドロドロドラマ好きな人たちが、韓国のドロドロドラマにシフトしていったのだと考えられます。
そして、ハマるのは、もちろん主婦だけではありません。
家で、妻が見ていたドロドロ系韓国ドラマを、なんとなく見ていた夫たちも、徐々にハマっていき、家族でドロドロ好きになるパターンも!
このパターン、我が家で実証済みです(笑)
私が、見ていたドロドロ系韓国ドラマを、チラチラ見ていた私の夫。
テレビの録画を見ていたので、夫がいない時に削除してたら、「なんで、消したんだーー!」とショックな様子に「えっ?!あなたも虜になってたの(苦笑)」と思った経験があります。
そして、大学生の私の息子。
実は、息子も韓国ドラマのドロドロ復讐系にだけ、ドハマり。
大学生にもなると、母親とそんなに会話しなくなったり、部屋にこもったりしがちですが、ドロドロ韓国ドラマのおかげで、会話もはずみ、一石二鳥な生活を送っています。
韓国ドラマのドロドロは、内容はかなり衝撃的でドロドロしていますが、私の家族生活には、幸せをもたらしてくれています!!
韓国ドラマは、ドロドロのターゲットである主婦を入り口に、主婦の周りの家族や友達まで、伝染病?のようにジワジワと広がり、かつ中毒性もある取り扱い注意な分野なのです!(笑)
ハマる理由 その① 「爽快感」
理由の1番にあげたいのは、やはりなんといっても、「爽快感」です!
ドロドロのドラマの代表といえば、「復讐系」です。
復讐系にも、いくつかのパターンがあります。
よくあるパターンでは、
などが、挙げられます。
もちろん、どのパターンに対しても、復讐だけではなく、恋愛のもつれや、いろいろな人間の欲望が複雑に絡み合い、まさに「ドロドロ」の人間関係に陥ります。
そして、主人公たちは、とにかく、「これでもか!」という位、どん底まで落とされていきます。
この「これでもか!」の程度が、半端ないです。
そして、何故か主人公たちは、見ている私たちに「え!?」と思わせる行動をするの事が、多々あります。
例えばですが、主人公は、何度も、敵に騙されたり、はめられたりしてきたとします。
それなのに、敵が同じ部屋にいると分かっているのにもかかわらず、重要書類や携帯電話をおいたまま席を外すのです。
もちろん、敵はつかさず、書類を盗んだり、細工をしたりしますし、携帯電話には盗聴アプリなんかをこっそりしかけます。
もちろん(?!)私は、テレビを見ながら「なんで、そこに置きっぱなしにするの!!」「絶対に、何かされる・・」と独り言を言う羽目に。
さらには、やっとで証拠などを集めて、警察に持っていくだけなのに、敵に「今から警察に行く」などと謎の宣言をしたりします。
もちろん、敵はそれを、阻止。
なので、私は、また「謎の宣言をしたりせず、さっさと、持っていけばよかったのに・・」とテレビに話しかける羽目に。
この、主人公の行動には、かなりイライラさせられるのですが、主人公の攻撃が少しずつ開始され、少しずつスッキリします。
しかし、この主人公と敵の攻防戦は、かなり続き、「爽快感」までは味わえず、かなりじらされるのが、韓国ドラマです。
こう書くと、イライラするドラマは見たくないと思われるかもしれませんが、このじらし方が、絶妙に上手なのが、韓国ドラマ。
それに、話の展開も早く、じらすだけではなく、衝撃も与えてくれ、視聴者の目を離させない工夫がたくさんされています。
そして、ラストに近づくにつれ、どん底まで落とされた主人公と敵の立場が逆転していき、今までじらされた分、視聴者のスッキリはMAXに。
さんざん、じらされた分、この「爽快感」は、かなりのストレス解消に!
このスッキリが「爽快感」となり、韓国ドラマにハマる理由になっています。
ハマる理由 その② 「激しい感情のぶつかり合い」
理由その②は、「激しい感情のぶつかり合い」です。
ドロドロの韓国ドラマを見ていると、必ずと言っていいほど、女性同士で、髪の毛を引っ張りあいながらのケンカのシーンがあります。
また、声を荒げながら「キム・〇〇!」とフルネームで呼び、罵倒しあったりと、とにかく激しい・・・
ちなみに、韓国では、苗字の種類が少ないため、基本フルネームで名前を呼びます。
1番多い姓は、キムさんで、イさん、パクさんと続きます。
キムさんだけで、全人口の5分の1を占めます。
参考までに、日本では、佐藤さんが1位です。
余談ですが、私の韓国語の先生も、キムさんです。
日本のドラマで、髪の毛をつかみ合いながらのケンカのシーンなんてありませんよね?
あって、ビンタを1発程度・・・
韓国ドラマでは、けんかのあとのシーンは、髪はグチャグチャで、下手すると鼻血をだしていますからね。
キム先生に、韓国ドラマの様に髪を引っ張り合ったり
すけケンカってよくあるんですか?
と聞いてみたところ・・・
あくまで、ドラマの話ですよ。
たまーに、ニュースで流れてくるくらいです。
ドラマの中の話だよね~。って思って聞いてみた私は、実際は、ドラマの様に頻繁にケンカしてるわけではなさそうですが、ニュースには流れることがあるんだ・・・と少しびっくり。
そして、、俳優さんの喉は大丈夫か?と心配になるくらい、大声で叫びまくっています。
国民性の違いもあるのでしょうが、とても新鮮で、ハマってしまうんですよね~。
ドロドロの復讐劇にもかかわらず、あまりの感情の激しさに、失笑することも多々あるのですが、それはそれで、別の楽しみ方でもあります。
ハマる理由 その③ 「出生の秘密」
理由その③は、「出生の秘密」です。
「出生の秘密」というスパイスが、韓国ドラマを面白くし、視聴者をハマらせているのは、間違いないと思います!
この「出生の秘密」のスパイスは、定番にもかかわらず、かなりレベルの高い、アレンジ可能なスパイス。
また、「出生の秘密」と合わせてDNA鑑定もよく行われていますよね。
DNA鑑定する髪の毛や歯ブラシなんかを、入れ替えたり、鑑定結果を偽装したりと、ドロドロさをUPさせる要素となっています。
「出生の秘密」が、どのようにアレンジされているかというと、
せっかく、復讐を始めたのに、実の親だと分かり、復讐できなくるパターン。
アレンジの仕方では、自分の親だと思ってたのに、実は違ったうえに、実の親を陥れていたパターン。
他には、復讐しようとしてた相手が、兄弟の実の親だったパターンなどです。
こちらも、単に兄妹だっただけじゃなく、親世代で復讐系を絡めたアレンジのパターン。
さらには、実の兄妹だと思い、別れを決めた二人だったのに、実は相手側の親にも秘密があり、本当は兄妹じゃなかったパターン。
など、複雑に絡み合わせて、いろいろアレンジでき、飽きさせないところが、ハマる理由になっています。
ハマる理由 その④ 「コミカルなシーン」
4番目の理由は、「コミカルなシーン」です。
ドロドロなのに、コミカルなシーン??
と思われるかも知れませんが、結構あるんですよね~。
純粋にドロドロとした復讐・愛憎劇を楽しみたい人には、いらないシーンではありますが。(苦笑)
ドロドロ系韓国ドラマは、日本のドラマと比べて、展開も早く、衝撃的で刺激的です。
(あまりの衝撃さに、逆に笑える場合もあります)
なので、口直し的に「コミカル」なシーンはさんで、緩急をつけているのではないかと分析します。
この「コミカル」なシーンがあることで、悪人役が、ちょっと可愛らしく見えたり、憎み切れない役になったりと、幅が広がるのがハマる理由になっています。
この「緩急をつける」に関しては、個人的には、子役の可愛らしさも入るかなと思っています。
韓国ドラマの俳優さんたちは、主役だけではなく、主役の脇を固める俳優さん、端役の俳優さんにいたるまで、演技のレベルがすごく高いです。
もちろん、子役のみなさんのレベルも高い!!
幼稚園に通うくらいの子役さんたちの、ちょっとわざとらしい泣き方や仕草なんかは、ハラハラしながら見ている視聴者たちに、ホッとした癒しの時間を与えてくれます。
ドロドロにハマる! おすすめドラマ!
ここで、ドロドロ大好きなわたくしdorokoが、ハマったドラマをご紹介!!
きっと、あなたもハマるはず!
もちろん中毒性があるので注意ですよ!
『ペントハウス』
やはり、ドロドロの決定版といえば『ペントハウス』を外すことはできません!!
『ペントハウス』は、瞬間最高視聴率も31.1%という驚異の数字を叩き出した、超衝撃なドロドロ復讐ドラマです。
超高級タワーマンションに住む住人たちの、ドロドロとした欲望渦巻くストーリー。
このドラマは、妻たちの女の闘いだけでなく、夫たちも、夫婦でも、子供たちの間でも、とにかく、みんなドロドロの世界にいます。
復讐あり、殺人あり、いじめあり、出生の秘密あり、不倫あり、裏切りなんかは当たり前というドロドロのオンパレードなドラマ。
しかも、シーズン3まであり、ドロドロ・ヘビー級が大好きな人も、お腹いっぱい楽しめる内容となっていて、一押し作品です!
『SKYキャッスル』
『SKYキャッスル』も、初回の視聴率1.7%が、じわりじわりと上がっていき最終回では、視聴率23.8%を記録するという大ヒット作品。
『SKYキャッスル』は、韓国の受験戦争の熾烈な戦いをベースにドロドロとした世界へと連れて行ってくれます。
子供の受験の戦いというよりは、親たちの教育熱心なドロドロさが、半端ない作品です。
母親同士の戦いや、夫たちの権力争いや、親子関係と、ドロドロ要素も幅広く楽しめます。
『夫婦の世界』
『夫婦の世界』の視聴率もすごくよくて、最高視聴率は、28.4%。
こちらは、がっつり「不倫」のドロドロドラマです。
原作はイギリスの『女医フォスター夫の事情、私の決断』なのですが、日本でもリメイクされています。
日本では、『夫婦が壊れるとき』というタイトルで、主人公を稲森いずみさん、夫役を吉沢悠さん、そして不倫相手役は、優希美青さんが演じています。
正直、私は、韓国ドラマ『夫婦の世界』の方を推します!
日本版よりも、韓国版のほうが、映像もきれいですし、ストーリーもしっかりと描かれていて、よりドロドロ感を味わえます!
『夫婦の世界』の見どころは、なんといっても夫テオのクズさが極まっています。
不倫もののドラマって、視聴者は、不倫相手の女性にムカついたり、イライラさせられたりとすることが多いのですが、『夫婦の世界』に関しては、その役を夫テオが一手に引き受けているような・・・
むしろ、私は、不倫相手役のダギョンも美人さんで、好きでした。
こちらのドラマも、不倫だけではなく、友達の裏切りなんかのドロドロ要素もありおすすめです!
韓国ドラマには毒性があるのはなぜ? まとめ
今回の記事・「韓国ドラマには毒性があるのはなぜ?」をまとめてみました。
♠そもそもターゲットは主婦層。
♠主婦を入り口に家族もハマる。
♠ハマる理由
①じらされてからの、『爽快感』。
②感情のぶつかり合いの激しさ。
③「出生の秘密」で、ストーリーをアレンジして面白さ倍増。
④「コミカルなシーン」緩急ぶり秀逸。
「韓国ドラマには中毒性があるのはなぜ?」の4つの理由を見てきましたが、いかがだったでしょうか?
少しでも、ドロドロ系韓国ドラマを見る時に、「このことか!」と思ってもらえたら嬉しいです!
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