韓国ドラマ『黄金の仮面』の感想&評価は? 元祖系ドロドロドラマで面白い!

『黄金の仮面』は、嫁・姑の戦いに小姑も参戦!

さらには、財閥スキャンダル・愛人の略奪婚に、父親の死の謎と、次々に主人公スヨンと一緒に視聴者も、ドロドロの沼にはまっていける元祖系ドロドロドラマです。

そんな『黄金の仮面』の感想&評価を、ストーリ編・キャスト編に分け、ドロドロ目線で書いています。

 

韓国ドラマ『黄金の仮面』感想 ストーリー編

 

『黄金の仮面』ストーリーの感想を一言で表すと、昭和な香りのする元祖系ドロドロドラマでした!

 

昭和時代って、今よりも、嫁姑問題が、かなりフォーカスされていた気がしませんか?

 

もちろん「嫁姑問題」に関しては、全世界共通の永遠のテーマだとは思うのですが・・・

 

時代が変わり、「嫁姑」の力関係も少しづつ変わってきています。

ひと昔前までは、姑の言う事は絶対で、嫁はだまって従う。という構図ができていました。

(そんなことない!!って思われる方もいるともいますが・・・あくまで一般論ということで!)

 

最近は、嫁も強くなり、姑の口からは「最近は嫁の言う事をハイハイって聞かないと暮らしていけないわよ~。」

なんて聞くこともチラホラ。

 

私の周りに、姑にいびられているママ友は、ほとんどいませんでした。(嫌味なお姑さんね。程度はいましたが・・)

 

しかーし!!

 

『黄金の仮面』では、姑でSAグループ会長でもあるファヨンが、これでもか!というくらい嫁であるスヨンをいびり倒していました。

 

家族でする食事の際は、スヨンは一緒にテーブルにつけず、家族が食事するのを立って見守り、給仕させるのは序の口。

ファヨンは、スヨンが息子の嫁の資格がないと思っています。

息子夫婦を離婚させようと、スヨンが浮気をしたとでっちあげ、挙句の果てには、スヨンの母親の手術を妨害することで、脅して離婚させるという暴挙。

 

とにかく、第1話からスヨンは、とにかく我慢、我慢の連続で、耐え忍んでいるシーンが多々あり、そのあたりも、昭和の香り漂う、元祖系ドロドロでした。

 

離婚してからが、スヨンの復讐劇の幕開けです!!

 

この嫁姑の戦いだけでなく、ファヨンに恨みを持ち、復讐を念入りに準備していたコ・ミスクも参戦し、ドロドロは更に盛り上がっていきます。

 

その他、人間関係でのドロドロが細かく描かれていますので、次のキャスト編で、詳しく感想を書いています!

 

韓国ドラマ『黄金の仮面』感想 キャスト編

 

それでは、ここからは、キャストについての感想です!

 

 

チャ・イェリョン(役:ユ・スヨン)

 

先ほど書いたように、スヨンが嫁の間は、姑ファヨンから、いびられていたのを、忍耐強く耐えていました。

夫であるジヌや、息子のソジュンを愛していたからなんでしょうが、私だったら、即離婚です。(笑)

 

離婚後も、ソジュンを大事にしてもらおうと、後妻のユラにも、低姿勢なスヨン。

昭和時代のメロドラマを見ているようでした。(←私は、わりと好きです)

 

しかし、ユラがソジュンを虐待していると知ることに。

ソジュンを取り返してからのスヨンは、気持ちいいほど強くなりました!

一人では無理だったでしょうが、消費者金融業を営むミスクや息子のドンハと、利害が一致する仲間ができ、協力しあいます。

 

スヨンが、ファヨンやユラに復讐を開始しだすと、かなりの爽快感を味わえます!!

 

スヨン役を演じているチャ・イェリョンさんは、『黄金の仮面』の前に『優雅な母娘』に出演されていました。

『優雅な母娘』では、復讐するために育てられた娘ユジン役で出演されていたので、スヨンを見ていると、思わず、復讐の技はユジンの時に磨いたはず!!と応援したりしていました。

 

『黄金の仮面』のサブタイトル「復讐のシンデレラ」とあるように、スヨンは、御曹司から見染められ、シンデレラの様に上流社会へ入りましたが、そこは、けして甘いものではなく・・・

シンデレラが、復讐のシンデレラと変身していく過程を、チャ・イェリョンさんは、上手に演じられていました。

チャ・イェリョンさんも、ドロドロドラマに必要不可欠な女優さんになってきていますね!

 

続いては、スヨンの姑・ファヨンについてです。

 

ナ・ヨンヒ(役:チャ・ファヨン)

 

ファヨンは、嫁をいびる姑という肩書だけではなく、SAグループ会長という肩書もあり、家や、会社で、「独裁者」という代名詞がぴったりな役でした。

 

そして、ファヨンを演じたナ・ヨンヒさんも、すごくはまり役だったと思います。

ナ・ヨンヒさんは、『黄金の私の人生』『ワン・ザ・ウーマン』などでは、財閥の奥様や役員で、厳しい人柄の役が、すごくピッタリだと思いませんか?

ショートカットで、すごくかっこいい女優さんです!

 

ファヨンは、悪いことをしても、「私クラスになると、謝ったりしなくていい」という感じで、一体、どのクラスなんかいってツッコミたくなる悪役でした。

 

次は、個性的なミスクについてです。

 

イ・フィヒャン(役:コ・ミスク)

 

ミスクは、『黄金の仮面』のドロドロに必要不可欠な役でしたが、今までにないドロドロのキャラクターでした。

 

ファヨンに復讐をするため、長年、復讐の準備をしてきた役なのですが、性格が明るいせいか、復讐するという重さを感じさせなかったからだと思います。

 

ミスクは、消費者金融で儲けてきたので、それなりの事はしてきたのでしょうが、それなりの人情もあり、ちょっとおバカな感じが、憎めない役でした。

 

でも、ちょっとうるさく、長い時間一緒にいると、頭が痛くなりそうです。(苦笑)

 

イ・フィヒャンさんは、日本でも大ヒットした『天国の階段』の意地悪な継母役のイメージが強いです。

年を取るにつれて、顔だちが優しくなってきた感じがするdorokoでした。

 

お次は、かなりの曲者ユラです。

 

ヨン・ミンジ(役:ソ・ユラ)

 

ユラは、ドロドロを大いに盛り上げてくれました。

 

登場した時から、ドロドロの香りを漂わせていましたが、期待通りの悪女でした。

 

あらゆる手を使い、スヨンを陥れていきますが、スヨンだけではなく、ファヨンやジヌも騙すというかなりの、やり手。

そして、嘘がバレた時の、開き直り方もアッパレです。

 

ただ、ソジュンを虐待していたのは、いただけませんでしたが・・・

 

スヨン VS ユラの戦いは、見どころ満載です!

 

ユラが、スヨンに対して執拗に嫌がらせをするのには理由がありました。

どんな理由があったのか気になりませんか?

ユラの正体については、別記事でも書いていますので、興味のある方は、下記からどうぞ!

 

 

続いて、情けない夫・ジヌです。

 

イ・ジュンムン(役:ホン・ジヌ)

 

ジヌには、イライラさせられぱなしでした。

 

スヨンが母親から、いびられていても、助ける事が出来ず。

たまに、母親に歯向かうも、言い込められる。

スヨンを信じ切ることができないのに、未練タラタラ。

 

何がよくて、スヨンはジヌと結婚したのかと思いますが、男を見る目がなかったと思うしかないです。

 

次は、ジヌのライバル(?)ドンハです。

 

イ・ヒョンジン(役:カン・ドンハ)

 

ドンハは、真面目な性格で、とてもクール。

私から見ても、好青年!

ジヌが、へなちょこなため、ドンハがすごく素敵に見えました。

でも、スヨンの息子ソジュンと遊ぶ時の笑顔と、いつものクールさのギャップで、女性の視聴者の心を掴んだのではないかと思われます。

 

イ・ヒョンジンさんは、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』で、入試コーディネーターキム先生の秘書役でも出演されています。

ドンハ役とは、雰囲気が全然違くって、同姓同名の別人かと思ってしまいました。(苦笑)

 

ジヌと違って、母親にも意見することができる男らしさがあります。

ジヌの妹ジナは、ドンハが大好き。

男を見る目は、スヨンよりあるのは間違いなし!

 

次は、もしかしたら、1番の立役者のジナです!

 

コン・ダイム(役:ホン・ジナ)

 

ジナは、ドロドロを盛り上げてくれる、抜群の小姑役でした。

 

ファヨンの娘らしく、ワガママで、態度が、横暴極まりない。

兄妹そろって、本当にイライラさせられましたが、このくらいの壊れ方じゃないと、ドロドロは、面白くないので、素晴らしい演技だと思います。

 

ある意味、1番の見どころかもしれません!

 

続いては、可愛らしいソジュン君です。

 

チョン・ミンジュン(役:ホン・ソジュン)

 

チョン・ミンジュン君は、イチオシの子役です!

 

『黄金の仮面』では、継母であるユラに、いじめられ(あれは、虐待ですね)、泣くシーンがたくさんありました。

子役ながら、しっかりとドロドロに参戦!

 

そして、心を病んでしまいます。

 

あんなにいい子なのにと、私は怒り心頭でした。

 

が、スヨンと暮らすようになってからは、いつもの可愛らしいソジュンに戻って、安心しましたよ。

 

ソジュンが登場すると、登場しただけで癒されます。

あなたも、癒されてみませんか?

 

次は、紳士的なソンテです。

 

パク・チャンファン(役:ホン・ソンテ)

 

ソンテは、パニック障害を患っているファヨンの夫で、家族の中で、良識ある唯一の存在でした。

スヨンに気を遣うこともできるし、ソジュンの心の変化を気づき、スヨンとソジュンが一緒に暮らせるきっかけを作った人物。

私の舅も、ソンテみたいな舅だったらいいのになぁと思いました。

 

ファヨンに、きっぱりと離婚を申し出たときなんかは、「よくぞ言った!」とかなりスッキ気分に!

 

次は、魔性の女(?!)・ヘギョンです。

 

ソヌ・ウンスク(役:キム・ヘギョン)

 

ヘギョンは、スヨンの母親です。

 

ヘギョンの特徴は、モテモテなんです

 

紳士的なソンテも、パニック障害が治ったんじゃないの?というくらいヘギョンに癒されていました。

そして、ミスクの弟・デチョルも、ヘギョンにメロメロになっていました。

熟女好きなのか??って思えるほど、歳の差を感じましたが・・

 

きっと、『黄金の仮面』で1番のモテ女ではないかと、思っています!

 

そして、最後のトリを飾ってくれるのは、

 

キム・ジユン(役:イ執事)

 

私が、1番地味に気になった人物です!

 

とにかく、ファヨンに忠実な執事で、スヨンにも冷たかった。

我が家の中では、AIロボットみたいと、囁かれていました。

 

しかし、このAIロボットのようなイ執事も、スヨンに協力したこも!!

どうせ、「私は、会長の執事なので、会長の命令にしか、従いません!」って言うのかと思いきや、スヨンに協力してくれた時は、思わず「おーーー!!AIにも血がかよっていたのね」と妙な感動が。(苦笑)

それ以来、イ執事の、一挙手一投足が気になる私でした。

 

韓国ドラマ『黄金の仮面』評価は?

 

まずは、『黄金の仮面』のドロドロ評価は、

 

ドロドロレベル:★★★★☆ 星4

 

ドロドロレベル星4つということで、ドロドロ・ミドル級です!

 

星が、1つ足りなかった要因には、衝撃シーンがほぼなかったことがあげられます。

とはいえ、主人公スヨンと絡む登場人物が、それぞれにドロドロとした関係で結び付き、嫉妬や復讐のドロドロポイントをかなり上げてくれ、楽しませてくれました。

 

嫁 vs 姑

嫁 vs 愛人

嫁 vs 小姑

嫁 vs 夫

だけじゃなく、息子 vs 母親・舅 vs 姑・元夫 vs 恋人 などなど、細かくドロドロさせてくれて、飽きることなく視聴できました。

 

視聴率も、第1話が11.5%のスタート。

76話では、最高の17.7%をマークしています。

 

私的には、20%超えてもよかった気がしますが、やはり最近の視聴者は、刺激的な衝撃シーンなんかにも、慣れてきているので、衝撃シーンが少なかったのが原因なのかもしれませんね。

 

ちなみに、最低は80話の7.2%で、平均は、14.8%でした。

 

視聴率的には20%超えはしませんでしたが、ドロドロ好きな人には、おすすめなドロドロドラマとなっております!!

 

 

『黄金の仮面』感想 まとめ

 

今回の記事・『黄金の仮面』の感想は? について、まとめてみました。

 

♠『黄金の仮面』は、昭和な香りがする元祖系ドロドロドラマ。

♠それぞれ、個性的な役柄をしっかりと演じていますが、私が1番気になったのは、イ執事。

♠『黄金の仮面』の評価は、ドロドロレベル星4で、ドロドロ・ヘビー級。

♠いろいろなパターンの戦いが、ドロドロしていて、飽きない。

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