今回は、ドロドロ定番の愛憎復讐劇『優雅な母娘』の感想を紹介!
『優雅な母娘』はドロドロとしていて、なぜ面白いのか?
その結果、視聴率はどうだったのか?
『優雅な母娘』のドロドロポイントを紹介します!!
『優雅な母娘』の感想は、ドロドロと面白い!
今回ご紹介する『優雅な母娘』のドロドロレベルは・・・
ドロドロレベル:★★★★☆ 星4
のドロドロ・ミドル級のドラマです。
星5つが、最高ランクのドロドロですので、星4つは、かなりドロドロとしています。
人間関係や、復讐などは、かなりの高いドロドロポイントでしたが、星が一つ足りないのは、残念ながら、衝撃なシーンがあまりなく、少し刺激が足りなかったからです。
とはいえ、『優雅な母娘』は、とにかく第1話から、ドロドロとした展開を見せてくれ、ドロドロ好きなひとには、おすすめのドラマとなっています!!
それでは、『優雅な母娘』が、ドロドロと面白いのは、なぜなのか見ていきましょう!
『優雅な母娘』がドロドロと面白いのはなぜ?
『優雅な母娘』は、ドロドロ好きな人には、満足できる面白さですが、なぜなのでしょうか?
ドロドロと面白い理由① 『優雅な母娘』は、第1話から視聴者を惹きつけたところ。
韓国ドラマは、第1話はイマイチだということが、よくあります。
しかし、『優雅な母娘』は、第1話から、子供のすり替えや、特許を巡る争いが繰り広げられ、もう目が離せなくなり、次の回が待ち遠しくなる、中毒性のあるドラマでした。
ドロドロと面白い理由② 当たり前ですが、ストーリーの内容です。
そこで、『優雅な母娘』の、ここが面白いドロドロポイントをまとめてみました。
(ネタバレありなので注意!!)
『優雅な母娘』は、主人公のミヨンが、夫を殺され、さらに生まれたばかりの子供も亡くし、娘と共にカナダへ行きます。
28年後、ミヨンは投資家キャリーとして、娘ユジンと共に、韓国に戻り、夫を殺した、ジェイグループに復讐をしていくというストーリー。
ドロドロポイント① 韓国定番の出生の秘密
ミヨン(キャリー)が、夫を殺され復讐するというストーリーだけでも、面白そうなのですが、それだけではないのが韓国ドラマ!!
ミヨン(キャリー)は、夫が開発したハーブ化粧品を盗み殺人まで犯した、ジェイグループに復讐をしかけます。
ジェイグループの会長ク・ジェミョンの息子へジュンにも、攻撃しますが、へジュンは、ミヨン(キャリー)の死んだと告げられていた実の息子なんです。
実の息子と知らずに、復讐するミヨン(キャリー)。
病院で死んだ赤ちゃんは、ミヨン(キャリー)の赤ちゃんではなく、ク会長とジェイグループ創業者の一人娘であるチョ・ユンギョンの赤ちゃんでした。
そして、赤ちゃんのすり替えを行ったとんでもない医者が、ソ・ウナ。
ソ・ウナは、ミヨン(キャリー)と一緒に復讐している娘ユジン(ジェニス)の実の母親なんです。
ミヨン(キャリー)は、ウナの子供を誘拐していたんですね。
なんだか、子供が入り乱れ、ドロドロさを加速させてくれる相関図が、さらに面白さをUPさせてくれます。
ドロドロポイント② 3家族のパワーバランス
ミヨン(キャリー)とユジン(ジェニス)の母娘家族。
ジェイグループのク会長と妻ユンギョン、息子へジュン家族。
ソ・ウナと夫ホン・インチョル、娘ホン・セラ家族。
この、子供が入り乱れている3家族の攻め合いも、楽しめるドロドロポイントです!
ミヨン一家は、ク会長一家とウナ一家に復讐をしていくのですが、ユジンとへジュンが、復讐を開始する3年前に偶然出会っていたりと、復讐も一筋縄ではいかなかったり・・・
ユンギョンとウナも、仲がいい友人なのかと思いきや、お互いに利用しあったり、弱みを握りあったり・・・
と、3家族間のドロドロ合戦も楽しめます!!
ドロドロポイント③ 恋愛3角関係
へジュンとセラは、婚約しますが、そこに3年前に出会ったユジンが加わっての、3角関係が成立します。
ここで、面白いのは、単純に恋愛ドロドロではなく、ユジンはへジュンに復讐目的で近づいているわけで・・・
だけど、復讐と頭では分かってても、心がついていかない部分もあったりと、今までの恋愛ドロドロとは、少し違うパターンであるのも、面白さをUPしてくれています。
もちろん、セナ VS ユジンのドロドロ合戦も楽しめます!
ドロドロポイント?? ④ ウナ夫婦に偽物娘
これは、ドロドロとはちょっと違うんですが、個人的に面白かったので・・
ユジンが、ウナ夫婦の誘拐された娘ユラのことを気にしはじめたので、ミヨン(キャリー)は、偽の娘をユラとして、送り込みます。
この偽物娘ユラが、すごく面白かったんです。
どこからどうみても、ウナ一家に似ていない・・・
ウナ夫婦も戸惑いながらも、受け入れる姿がちょっと面白い。
ドロドロポイント?? ⑤ なぜ気づかない?
これも、ちょっと、ドロドロとは関係ない気もしますが、
ミヨンが、キャリーとしてク会長一家や、ウナ一家の前に現れるんですが、誰一人として、ミヨンとキャリーが同一人物だと気づかないんです!!
どこからどうみても、同じ顔なんですけど!!
記憶力が悪すぎる・・
同じパターンで、へジュンやセラは、デニーが弁護士として現れ、ユジンの兄としても現れているのに、同一人物と気づかない!!
メガネをかけているか、かけていないかの違いしかないのですが・・・
こういう点も、韓国ドラマあるあるの面白さではあるのですが。
ドラマを見ながら、ツッコミどころも満載です。
今回紹介した、ドロドロポイントだけじゃなく、もっと面白いシーンはあるのですが、ネタバレになるので、このくらいにしておきます。
すべての真相がわかったとき、どれぞれどうなるのか、ラストまで、目が離せないおすすめドラマです!!
ドロドロと面白い理由③ 俳優さんの演技力の高さも忘れてはいけません。
『優雅な母娘』をドロドロの仕上げてくれたキャストを紹介していきます。
チェ・ミョンギル(チャ・ミヨン/キャリー・チョン役)
夫と息子の死の復讐を果たす事だけが、生きる理由の主人公。
幸せな人生をおくれるはずだったのに、大事な家族を奪われ復讐の鬼になってしまいます。
復讐のために用意周到に準備をして、順調に復讐も進んでいくのですが、復讐相手が自分の実の息子だったと知ったときや、一緒に復讐をしていた娘が、実の親の存在を知りキャリーから離れていくシーンなど、の感情表現がグググとくるものがありました。
そして、ミヨン(キャリー)の若い頃も、チェ・ミョンギルさんは、自分で演じられています。
20代の役なので、少し無理が・・・とも思いましたが、やり切っているところが、チェ・ミョンギルさんのすごいところです!
この復讐系ドラマには、チェ・ミョンギルさんは欠かせない女優さんですよね!
『赤い靴』なんかも、『優雅な母娘』と同じ香りがするドラマで、おすすめです!
もっと、詳しくチェ・ミョンギルさんについて知りたい方は、下記からどうぞ!!
チャ・イェリョン(ハン・ユジン/ジェニス・ハン役)
母親と共に、父親の死の復讐を果たそうとする完璧な娘役。
母親に認められようと、がんばるユジンは、見ていて、ちょっと心が痛くなります。
尊敬している母親が、実母じゃないと知ったら・・・
復讐と愛の間で苦しむ難しい役どころを、チャ・イェリョンさんは、見事に演じ、2019年・KBS演技大賞・優秀賞を受賞!
クールに復讐していく姿から、自分がミヨンの子供じゃないと知ってからのミヨンに対する態度の変化など、見どころは、たくさんあり賞の受賞も納得です。
キム・フンス(ク・へジュン役)
ジェイグループの御曹司で統括本部長。
父親のク会長とは全く違うタイプの性格で、とても優しい。
私も、こんな息子が欲しい!と、多くの視聴者が思ったんじゃないかと・・・
母親と恋人との板挟みになる、困った立場の演技は、可愛らしい感じでよかったと思います。
オ・チェイ(ホン・セラ役)
ソ・ウナの次女で、へジュンの婚約者。
母親であるウナは、誘拐された長女のユラのことばかりで、セラは母親の愛に飢えていました。
それにしても、性格の悪さは、母親譲り!!
オ・チェイさん、実は『優雅な母娘』が初出演作品。
初出演とは思えない悪女っぷりを演じてくれて、ドラマにドロドロの花を咲かせてくれました!
なんと言っても、ドロドロドラマには、悪者は必須ですから。
キム・ミョンス(ク・ジェミョン役)
ジェイグループの会長。
自分の欲のためには、殺人も依頼する極悪非道な人物。
『優雅な母娘』を見ていて、1番イライラさせられた人物でした。
ミヨン(キャリー)が、追い込んでいってくれて、ストレスが解消されます!
落ちぶれてからは、コミカルな演技をされていて、楽しませてくれました。
ジョ・ギョンスク(チョ・ユンギョン役)
ジェイグループ創業者の一人娘で、ジェミョンの妻。
ギョンスクは、正しい判断ができる、心も綺麗な母親だと、私は思います。
「母は強し」という言葉がぴったりな女性。
もし、自分の姑だったら、息子を溺愛しているんで、嫌だけど、根はいい人なので、姑として決して、「はずれ」ではないかなとか思いながら、ドラマを鑑賞していました。
チ・スウォン(ソ・ウナ役)
セラの母親で、皮膚科医院長。(30年前は産婦人科医)
チ・スウォンさんも、ドロドロドラマには、欠かせない女優さんですね。
ク会長の次に、イライラさせられた人物です。
長女ユラが誘拐され、かなり苦しんでいますが、同情心は全くわかず、「ざまあみろ」とさえ思わせる悪人です。
チ・スウォンさんも、ドロドロドラマには、欠かせない人物。
激しい感情をぶつけるのが、すごく上手な女優さんです。
イ・フン(ホン・インチョル役)
ウナの夫で、元報道記者で国会議員。
ミヨン(キャリー)の夫の後輩で、味方と思いきや、ウナと結婚するために、ミヨン(キャリー)を裏切り、ミヨン(キャリー)を刑務所にまでいれてしまう人物。
一見、まともそうに見えますが、ウナと結婚するためにの裏切り行為が卑劣・・
そこまでして、ウナと結婚したいと思う気が知れない。
イ・フンさんは、この『優雅な母娘』で、初めて知った俳優さんですが、なかなかダンディーな感じの俳優さんでした。
イ・ヘウ(デニー・チョン役)
ミヨン(キャリー)の養子で弁護士。
ミヨン(キャリー)とユジンの強い味方。
ユジンと家族同然で育つのですが、ユジンに対して、恋心もあり切ないですね~。
『優雅な母娘』での1番のイケメンではないかと!
ビジュアル担当っていうところでしょうか?
この9名が、おもな登場人物になります。
その他のキャストは、
イ・ジョンフン(ハン・ミョンホ役)
ミヨン(キャリー)の夫で、化粧品会社社長。
イ・ジュウン(オ秘書)
ミヨン(キャリー)の秘書。
とても優秀な秘書で、ミヨンの復讐をサポートしています。
キム・ボミ(ソル・ミヒャン役)
元看護士。
自分の子供の病気を治したい一心で、赤ちゃんをすり替える共犯となってしまいます。
事件の真実を知るキーパーソンでもあります。
パン・ヒョジョン(チョ・スンジャ会長役)
ジェイ化粧品の創立者でユンギョンの母。
パン・ヒョンジョンさんは、第1話~第5話までの特別出演です。
それにしても、会長役といえば、パン・ヒョンジョンさん!
と言えるほど、貫禄が半端ないです。
シン・スオ(フィリップ役)
セラがユジンに紹介した男。
さすがセラ!といしか言いようがないほど、最低な男をユジンに紹介していました。
チェ・ナム(キム・ヒジョン役/ウナの偽の娘)
ドロドロポイント④で書きましたが、私にとっては、笑えるキャラクターでした。
ソン・ミンジェ(ク・ドリ役)
ジェミンの婚外子。
あんな、どうしようもない父親から、よくこんないい子が生まれたと思うほど、いい子でした!
しかも、かわいくて、『優雅な母娘』の中で、唯一の癒しの存在!
これから、注目していきたい子役さんです。
イ・ダヨン(ファン・ジャヨン役)
ジェミョンの愛人で、ドリの母親。
ジャヨンも、いい母親ではないと思うのですが、ク会長を苦しめてくれるので、なんだか、応援しててしまいました・・・
以上がドロドロを盛り上げてくれた、キャストの方々です。
韓国ドラマは、どんな端役でも、演技力のレベルが高い俳優さんが多いです。
この『優雅な母娘』も例外ではありませんでした!
次は、これだけ面白かった『優雅な母娘』の視聴率はどうだったのか、見ていきましょう!
『優雅な母娘』がドロドロした結果、視聴率は!!
つづいては、『優雅な母娘』の視聴率についてです。
『優雅な母娘』の最高視聴率は、22.8%!!
平均視聴率も14.1%と2桁台をキープしています。
『優雅な母娘』は、全103話とかなり長編ドラマですので、平均視聴率が2桁だったのはいい方だと考えます。
この数字はかなり高い数字で、『優雅な母娘』の人気の高さがあらわれていますね!!
ちなみに、最低視聴率は第5話の9.7%でした。
惜しいことに0.3%足りなかった・・・
第5話では、ミヨンが横領の罪をきせられ刑務所に入り、その2年後のストーリーが描かれていましたが、ドロドロが足りなかったのかな?!
それにしても、2020年上半期の地上波ドラマでは、愛憎復讐劇視聴率NO1を獲得!!
視聴率からも、ドロドロファン必見のドラマだと分かります!
『優雅な母娘』の感想は、ドロドロと面白い! まとめ
今回の記事・『優雅な母娘』の感想は、ドロドロと面白い!について、まとめてみました。
♠『優雅な母娘』が面白い理由は・・・
①第1話から視聴者を惹きつけた。
②ドロドロのポイントとして、韓国定番の「出生の秘密」・3家族のパワーバランス・恋愛三角関係など、多彩なドロドロのストーリー。
③ツッコミどころも満載。
④俳優の演技力の高さ。
♠『優雅な母娘』の最高視聴率は22.8%。
今回、ご紹介した『優雅な母娘』は、視聴率の高さからも、分かるように、ドロドロ好きな韓国ドラマファンには、面白いドラマとなっています。
マクチャンドラマには、あるあるなのですが、ドロドロしながらも、ツッコミどころも満載で、ドロドロが苦手な方も、このツッコミを楽しめるのでは?と思います。
という事で、『優雅な母娘』は、おすすめなドラマです!!
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