『ペントハウス』最低・最強の悪の大魔王チュダンテは、最後には、どのような結末をむかえるのでしょうか?
チュ・ダンテの最後だけではなく、なぜあそこまでの悪者になったのか?
ダンテの過去から、死亡まで、さらには、本物のダンテの秘密やダンテ役の俳優まで、ダンテについて徹底解剖しました!!
チュダンテ『ペントハウス』の最終回はどうなった?
私のチュダンテの第1印象は、「紳士的なおじさま」でした。
妻のスリョン一筋って感じで、ソジンの誘惑に打ち勝って~と思っていましたが・・・
とんでもない、超超超の極悪人、悪のドロドロ大魔王という肩書きがピッタリの人物でした。
裏切りや不倫なんかは、可愛いもので、子供たちにも暴力をふるい、人を殺すこともなんとも思わないドラマ史上に残る悪人のチュダンテ。
刑務所に入った!と思ってもすぐに出てくるし、本当に、ひつこく返り咲くチュダンテでした。
こんな悪人、ロクな死に方しないよなって思いつつ、何が起こるか分からないドロドロMAXな『ペントハウス』。
なので、一抹の不安もありましたが、チュダンテの最後は、ド派手でした!!
日本の精神病院に送り込まれていたはずのチュダンテは、病院を脱走。
ねぇ、ひつこいでしょう?
海外に追いやっても、舞い戻ってくるのがチュダンテ。
そして、秘書に爆弾を用意させ、ヘラパレスに清掃員になりすまし、あちらこちらに、爆弾をしかけます。
スリョンとローガンの婚約式当日に、チュダンテは、スリョンを最上階へ呼び出し、最後の戦いが!
乱闘シーンがあるのですが、スリョンが割と強くって、ちょっとびっくり!!
スリョンは、隠し持っていた拳銃で、ダンテの額を撃ち抜きました!!
これには、さすがのダンテも終わりですよね。
しかし!!
額を撃たれ、窓から転落し、最後の力を振り絞って(?!)、爆弾のスイッチを押していました。
死ぬ間際まで、悪人ですよね・・・
爆弾は、爆発しヘラパレスは、崩壊してしまいます。
こうやって、チュダンテは、死んでいきました。
フィクションならではのド派手な演出ですよね~。
チュダンテの象徴のようなヘラパレスも、チュダンテとともに、崩壊するところなんかは、上手い演出だな~と思いながら見ていました。
チュダンテが、最終話でホームレスに?!
『ペントハウス3』最終話を視聴したみんなが、気になったのは、ソッキョンのバイト先にホームレスが登場したシーンではないでしょうか?
なぜなら、そのホームレスが、ダンテそっくりだったからです。
ローガンリーの車を爆破させた時も、ダンテはホームレスに変装していたし、死んだ人が生き帰るのは『ペントハウス』のお得意芸だし・・・
そして、ソッキョンも焼き肉屋にダンテにそっくりなホームレスを招き入れ、焼き肉を食べさせていました。
そんなシーンをみたら、悪の大王ダンテなら、額を拳銃で撃たれビルから落ちたとしても、生きているんじゃないかと疑いますよね?
最後のサプライズなのか??と思いましたが・・・
でも、このホームレスは、チュダンテでは、ありませんでした。
ですよね~。
本物のチュダンテだったら、マクチャンドラマではなく、オカルトドラマになってしまいますよね。(苦笑)
もう、最後の最後まで「え?!」って思わせてくれる『ペントハウス』でした。
ここまで悪人になったチュダンテの過去って気になりませんか?
次は、チュダンテの過去について、見ていきましょう!!
チュダンテの過去とは?
意味ありげな「チュダンテの過去」は、大きく分けて2つあると考えています。
1つは、スリョンに対して行った大きな罪。
ダンテとスリョンは、そもそも政略結婚しようとしていました。
しかし、スリョンは、好きな人がいて婚約を破棄し別の男性とアメリカで結婚。
悪の大王ダンテは、スリョンが忘れられず、妊娠しているスリョンの家を襲いスリョンが気を失っている隙に、スリョンの夫を殺します・・・
しかも、スリョンの夫の指を切り取り、その指を保管しているって、どんだけサイコパス・・・
さらに、スリョンの赤ちゃんをすり替えていました。
この「ダンテの過去」の行いが、ダンテとスリョンのドロドロの戦いの始まりだったんです。
そして、こっちが、正真正銘「ダンテの過去」!
20億ウォンの懸賞がかけられ、指名手配されたチュダンテ。
20億ウォンって、約2億2千万円(2023年11月現在)ですよ。
さすが、悪の大魔王クラスになると懸賞金のケタも違うと妙なところに感心してしまいます。
逃亡している際に、物乞いしている子供を見て、自分の過去を思い出していました。
ここで私は、「へ~。」って思っちゃいました。
ダンテって、お坊ちゃま出身だと思いませんでしたか?
私は、てっきりお坊ちゃま出身かと思っていました。
チュダンテには、お金にかなり苦労した過去があったんですね。
それもかなりの極貧ぶり。
さらには、母と妹までも、建設現場の事故で失うと言う悲惨な過去までありました。
その建設現場の事故もかなり意味があります。
事故と言うよりは、殺されたに近いものがありました。
ダンテ家族が住んでいたボロボロの家は、建設会社が更地にするために、ショベルカーで、壊されたんですが、その家の中には、母と妹がいたんです。
そして、母親は、「必ずお金持ちになりなさい。」と言い残して死にます。
ダンテは、ある意味、母親の遺言をきちんと守っているといえます。
ダンテは「血」にトラウマがあるのですが、そのトラウマもこの事がきっかけだったんですね。
「血」にトラウマがあるのに、暴力ふるったり、人を殺したりっておかしくない?って思いましたが、気づかないふりし、ドラマ世界へ入ることにしました。(苦笑)
確かに、お坊ちゃまで、わがままいっぱい育ってきた過去くらいじゃ、ここまでの悪人にならないかぁ。
追い詰められても、息を吹き返す、あの雑草のようなひつこさは、幼少期からの悲惨な過去から培われたものだったんですね。
それにしても、どん底の底辺からよくここまで、登りつめれたと思いませんか?
努力と根性だけでは、さすがに無理がありそうな・・・
そのからくりが、次の「チュダンテの本物とは?」にと続きます!
チュダンテの本物とは?
チュダンテの「本物」って一体何?
って感じですが、チュダンテには、「本物」がいたんです!!
オム・ギジュンさんが演じたチュダンテは、偽物のチュダンテでした。
そして、ペク・シュンギが、本物のチュダンテだったのです!
どういう事かと言えば・・・
文に書くと、分かりにくくなるので、オム・ギジュンさんが演じたチュ・ダンテのことをダンテと書きますね!
ダンテは、ペク・シュンギ(←本物のダンテですがペク・シュンギと記載します)の父親に雇われていました。
ダンテは、日本にいるペクシュンギの両親を殺害し、全財産を奪い逃亡。
さらには、ペク・シュンギを精神病院に入れていたのです!!
ダンテは、つまり他人になりすますだけではなく、殺害し財産を奪い、成り上がっていったのでした!!
もう、根っからの悪人なのですが、ペク・シュンギの父親も悪人なんですよね・・・
ダンテが、10歳の頃から一生懸命に働き、貯めたお金を奪ったのですから。
もう、このへんは、ドロドロしまくっています。
ペク・シュンギは、ローガンリーから、助けだされ韓国へ行くのですが、このペク・シュンギはもなかなかの曲者でしたね~。
このチュダンテの本物がパクシュンギだったと分かるシーンで、私が気になったのは、『ペントハウス』での日本の描写・・・
殺されたダンテの両親の家もそうだし、ペクシュンギやダンテが入れられた精神病院に至っては、ツッコミどころが満載でした。
ちょっと違った意味で楽しませてもらえました。
最後に、ダンテを演じてくれた俳優さんについて、少し紹介します。
チュ・ダンテ役を演じた俳優さんは・・・
オム・ギジュンさんです!
ドラマを観てて思ったのが、声がいい!!
それもそのはず、オム・ギジュンさんは、ミュージカル俳優でもあり、
演技が好きで好きでたまらないって言う感じがヒシヒシと伝わってくる俳優さんでした。
また、チュダンテのような極悪非道な悪人役が、すごいはまり役ですが、眼鏡の奥のつぶらな瞳が、実はかわいいんじゃないか?と思ったりして・・・(苦笑)
あなたも、きっと、オム・ギジュンさんの出演ドラマを観ると、ますます気になる俳優さんになるはずです!
『ペントハウス』では、結婚回数が多いダンテ役を演じていましたが、オムギジュンさんは結婚してるのか気になりませんか?
気になる方は、別記事に書いていますので、こちらからどうぞ!
『ペントハウス』チュダンテの最後は? まとめ
今回の記事・『ペントハウス』チュダンテの最後は?について、まとめてみました。
♠チュダンテの最後は、スリョンに拳銃で撃たれ死亡。
♠チュダンテの過去は、スリョンの夫を殺害し、子供をすり替えていた。
また、幼少期は極貧で、母親と妹を建設現場の事故で亡くすというトラウマがある。
♠チュダンテの本物は、ペク・シュンギ。
♠チュダンテを演じた俳優さんは、オム・ギジュン。
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