『ペントハウス』で、ずば抜けてドロドロを盛り上げてくれた悪の女王ソジン。
ソジンの最後はどうなるんでしょうか?
また、悪の女王に育て上げた父親や、認知症についても、見ていきましょう!
『ペントハウス』ソジンの最後は?
『ペントハウス』のドロドロとした面白さは、ソジンがいなかったら、成立しなかったと言っても過言ではない圧倒的存在でした。
あそこまで、全力で体当たりした演技をしてくれたキム・ソヨンさんに感謝しつつ、ソジンの最後を見ていきたいと思います。
これでもかとうくらい、悪事を働いたソジンは、全く想像していなかった、最後を迎えました。
ひと言で言うと、自殺です!!
どんな手を使っても生き延び、どん底に落ちても這い上がってきたソジンの最後が、まさかの自殺とは・・・
生きるにしろ、死ぬにしろ、最後の最後まで、ドロドロともがくソジンでいて欲しかったので、少し残念。
フィクションなんだから、もう少し奇想天外な結末の方が、よかったと思いませんか?
ソジンは、娘ウンビョルが通報したことにより、刑務所に入ります。
そして、服役中に、喉頭ガンを患っていて、声を失うことに。
ガンを患うということも、かなりの打撃だったでしょうが、声楽家のソジンにとって、声を失くのはかなりのダメージだったと思われます。
服役して、2泊3日で外泊許可がおりたソジンは、ウンビョルに会いに行きます。
ウンビョルが、刑務所で慈善公演をするために、教会で聖歌隊に歌を教えているところを、ビルの屋上から眺めながら、睡眠薬を大量に服用し自殺しました。
最後に、ウンビョルに対して謝りながら死んでいったソジン。
悪の女王も、最後は、悔い改めたという事ですかね~。
ソジンにとって、娘ウンビョルが、裁判で証言したこともショックでしょうが、ウンビョルが裁判所で、自分の首を切ったことの方が、ショックだったと思います。
自分の欲にのために、娘を利用してたりもしてるんで、この「ショック」はウンビョルに対する反省のショックではないかもな~とかも思ったりして。
ソジンのウンビョルに対する想いは、ちょっと不安定だと思いませんか?
ウンビョルを愛しているのは確かだと思いますが、すこし引っかかるところもあるような・・・
もしかすると、父親との関係に、原因があるのかもしれません。
それでは次に、ソジンの父親について、見ていきましょう。
ソジンが父親を・・・
ソジンの父親は、チョンア財団の理事長。
ソジンが、悪事をはたらいていたのも、何が何でもチョン財団の理事長になりたかったから。
やっとで、その夢が叶おうとしていました。
父親チョン・ミョンスから、次期理事長にすると告げられたのです!!
涙を流しながら喜んだソジンですが・・・
オ・ユニの策略にはまってしまいます。
オ・ユニに呼び出された料亭で、ウンビョルが不正入学したこと、ダンテと不倫をしてユンチョルと離婚したことをペラペラしゃべり・・・
襖(フスマ)を開けるとそこには・・・
父チョン・ミョンスが!!
なんて古典的な登場だと思いましたが、最も効果的な登場で、『ペントハウス』の演出の上手さを感じました。
襖(フスマ)の向こうにいる父チョン・ミョンスを見た、ソジンの表情もすごくよかったです!
ソジン役のキム・ソヨンさんって、本当にいろんな表情を見せてくれて、楽しませてくれます。
オ・ユニの前では、怒りを見せずに席を立ち帰った父チョン・ミョンス。
しかし、すぐにパク弁護士から電話があり、次期理事長を交代させると連絡が入ります。
父チョン・ミョンスは、他人(オ・ユニ)の前ではソジンをかばうような素振りでしたが、いったん外にでると、バッサリと切り捨てるところなんかは、怖い~。
チョン・ミョンスは、一族の恥になるような行動は、一切許さず、家名を1番大事にしている父親だったんでしょうね。
ソジンは、とにかく、父親から認められ、捨てられないようにと、子供の頃から、頑張って育ってきたんだろうということは、容易に想像できます。
ちょっと、ウンビョルと似ていると思いませんか?
自分が育てられたようにソジンは、ウンビョルを育ててきたんだと思いました。
パク弁護士から連絡を受けた、ソジンは慌てて父チョン・ミョンスを追いかけ、すがりつきます。
このすがりつくシーンは、雨が降っている中でしかも階段。
私だけではなく、みなさんも思っていたのでは?
「落ちそう」と・・・
はい!
予想通り、足を滑らせ、転落!!
『ペントハウス』は予想できない展開に、ハラハラドキドキなのですが、今回の様に、予想できる展開も「やっぱりね~。」と楽しい!
父チョン・ミョンスが転落してからの、ソジンは、まさに悪の女王!!
転落した父チョン・ミョンスは、頭から血を流して倒れているにもかかわらず、助けるのではなく、カバンの中から、次期理事長の名前が書いてある証書を取り出し、逃走。
ここのシーンの演技も最高!!
転落した父親がソジンに手を伸ばします。
その手をソジンも握ろうとするのですが、その瞬間・・
動揺した表情からの、悪魔の表情に変化!
悪の女王に変身しましたね~。
その後の、びしょ濡れで、血がついた手でピアノを弾くシーン。
これは、伝説級のシーンになっています。
ピアノを弾いているソジンの表情は、言葉で表すことは不可能!!
あんなに美人な女優さんなのに、顔が変わりすぎです!
実の父親なのに、さすがソジン。
次期理事長には、異母妹のチョン・ソヨンの名前が書いてありました。
ソジンをかばうわけではありませんが、父チョン・ミョンスは、「いつも姉妹を競わせて愛そうとしなかった」とソジンが言っていたように、ソジンにとっては、重い存在でしかなかったのかもしれません。
まぁ、だからと言って、殺していいとはなりませんが・・・
そして、警備室へ行き防犯カメラの映像を削除。
さらには、次期理事長の名前が書いてある証書を燃やして隠滅。
秘書を使い、自分のアリバイを作ります。
動揺しながらも、ここまで犯罪をパーフェクトに隠すソジンは、頭が切れますよね。
そして、ここからが、おすすめのキム・ソヨンさん体当たり演技が続きます。
おすすめシーンは、第16話。
ソジン役のキム・スヨンさんの演技に、目が離せませんでした。
父親であるチョン・ミンスが亡くなった連絡を受け、病室へ向かまでの廊下で、表情の変化は、多重人格なの??って思うほどすごかったです。
病室での亡くなってる父親に泣きつく演技は、あまりにも激しすぎて、ちょっと、笑ってしまいました。
いやいや、見殺しにしたのは、あなたじゃないの?
悲しむ演技がわざとらしいのですが、それも、わざとだよねって思いました。
ソジンが認知症に!!
ウンビョルが、ロナをトロフィーで襲った事件を覚えていますか?
その時に、ウンビョルのメンタルが耐えきれないだろうとソジンは、チョンア医療院で臨床試験が中断したトラウマの記憶を消す薬を使ったいました。
そして、この薬には、「若年性認知症」の副作用が・・・
ウンビョルは、ソジンが、オ・ユニを殺した記憶を消して、罪の重さに苦しまないように、悪いことをしないで済むよう、幸せになれるようにと、この薬をワインにこっそりと入れていました。
ウンビョルは、自分が飲むはずだった薬を、飲まずにとっておいていたのです!
ソジンは、その薬入りワインを一気に飲み干し、後日、その効果が徐々にあらわれる事になります。
スリョンたちの策略により、ソジンは、ダンテの借金の連帯保証人になっており、闇金業者に家も差し押さえられ、一文無しに。
ソジンは、ウンビョルを海外へ行かせるためヘラパレスへ向かいます。
ヘラパレスに着いたソジンは、ロナをウンビョルだと思い込み、連れて行こうとし、揉み合いに。
ウンビョルが、飲ませた薬が効き始めたんです!
揉み合いの結果、階段から転落し、しかも、ソジンはシャンデリアの下敷きになります。
これって、即死でもおかしくない状況ですが、そこは、マクチャンドラマ!
重症ではあるものの、ソジンは病院で意識を取り戻しますが、ウンビョルのことさえ分からないほど認知症がすすんでいました。
認知症のおかげで、捜査も延期になり、闇金業者も接近禁止となりました。
う~ん。
怪しいですよねぇ?
ソジンに有利な方へ物事が進んでいますよねぇ?
みなさんが思った通り、ソジンの認知症は、罪から逃れるための偽装でした!!
ウンビョルが、薬をワインに入れているのを目撃したソジンは、ウンビョルの前で一気に飲み干したとみせかけ、隙を狙い吐き出していました。
ということは、認知症の演技をしていたということになります。
ソジンの演技力って、本当にすごい。
声楽家ではなく、ミュージカルや俳優でもよかったのではと思います。
ソジンを守る為に、ウンビョルは、看病やら、お金の工面やら、一生懸命していました。
そんな、優しいウンビョルを利用するとは、さすが悪の女王ソジンです。
結局、スリョンとローガンによって、ウンビョルも、ソジンの認知症が偽装だと知り、裁判で証言することにはなるのですが。
ちなみにですが、ソジンの認知症を疑い、偽装だと突き止めたのは、ソジンの離婚した夫ユンチョルでした。
医者のユンチョルの目はごまかせなかったという事ですね。
しかも、ユンチョルは、ウンビョルの父親でもあるので、必死にソジンを守ろとしているウンビョルのことが、心配でたまらなかったんだろうと思いました。
『ペントハウス』ソジンの最後は? まとめ
今回の記事・『ペントハウス』ソジンの最後は?について、まとめてみました。
♠ソジンの最後は、自殺。
♠ソジンは、父親を転落させ、見殺しに。
♠ソジンは、認知症になったと偽装。
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