『赤い袖先』は、切ないラブストーリーの時代劇ですが、そこにはドロドロの世界もありました!
ドロドロの世界を盛り上げてくれたのは、イ・サンの側室ファビン!
今回は、ファビンの悪役ぶりからその後どうなったか、演じた俳優さんまで、すべて、ご紹介します!
『赤い袖先』ファビンは側室NO.1の悪役!
『赤い袖先』で、ファビンは、イ・サンの側室ですが、イ・サンには4人の側室がいました。
最初の側室は、ホンドンノの妹であるホンダン。
側室になってからは、元嬪(ウォンビン)と呼ばれます。
まだ、幼くてかわいらしく、ドギムにすごく懐いていました。
可哀相なことに、側室になって1年後には亡くなってしまいました。
そして、3番目の側室が、『赤い袖先』の主人公ドギム。
側室になってからは、宜嬪(ウィビン)と呼ばれます。
宜嬪(ウィビン)は、1番イ・サンから愛された側室なのは、ドラマを見てたら一目瞭然!
私は、イ・サンがあんなにドギムを必要としているのに、頑なに断るドギムに、かなりイラつきましたが。(苦笑)
そこが、『赤い袖先』の面白いところでもあります。
4番目の側室が、綏嬪(スビン)です。
ドギムが亡くなり、揀択( カンテク)が行われます。
揀択( カンテク)とは、王様や世子の妃を選ぶ行事の事です。
この王妃選びを題材にした時代劇『 カンテク~運命の愛~』も、おすすめのドラマですよ!
揀択( カンテク)で選ばれたのが、綏嬪(スビン)でした。
1番ドギムに似ていないから、という理由で選ばれた綏嬪(スビン)。
こんな理由で選ばれるのって、私だったら、嫌だな~。
綏嬪(スビン)は、イ・サンの次の王である純祖(スンジョ)を出産しています。
そして、今回注目したのが、2番目の側室である和嬪(ファビン)です!
登場するのは、かなり後半からですが、なかなかインパクトのあるキャラクターでした。
ファビンは、ドギムが王宮から追い出された時に、イ・サンの側室になっています。
ファビンにとっては、とってもいい時期に側室になれたんじゃないかと、思います。
イ・サンの心を離さないドギムが王宮にいないんですから!
実際に、イ・サンは、ドギムを諦めてファビンに「そなたを大切にする」と言っていました。
ファビンは、きっと嬉しかったですよね~。
残念な事に、ファビンの幸せのピークは、「そなたを大切にする」と言われた、その時だったのではないかと・・・
何故なら、ドギムが王宮に戻って来てしまったんです!
しかも、イ・サンの母である、恵嬪(ヘビン)が命じたもので、
しかも、しかも、ファビンの身の回りの世話をする事に!!
もう、100%ドロドロになるしかないという、抜群な環境です。
私のワクワクは、ファビンの幸せのピークとシンクロしました。
イ・サンが、ドギムが王宮にいることに気づいてから、ファビンは嫉妬に狂うことになります。
二人の関係に、何かただならぬものを感じたファビン。
このあたりの、女の勘は鋭いですよね~。
っていうか、誰が見ても、二人の間に何かありそうな雰囲気が出てたんでしょうが・・・
そこからは、すごい勢いで、ドギムへの嫌がらせが始まりました。
そうです!
私が大好きなドロドロの世界へ入っていきます!!
イ・サンと二人きりで話していたということを知ったファビンは、ドギムのふくろはぎを細い竹の棒みたいなものでビシバシと叩いていました。
韓国ドラマでは、ちょこちょこ見かけるシーンですが、めちゃくちゃ痛そう・・・
叩かれても、何も言わず耐えるドギムに、きっとファビンはイラっとしただろうなと、思ってしまいました。
涙をながしたり、痛がって謝ってたりしたら、怒りも少しはおさまりそうなのですが。
根性なしの私なら、即、謝罪です。(苦笑)
そして、更には、寒い夜に、ドギムに洗濯をさせるファビン。
そこに、イ・サンがファビンを訪れ、「ドギムに話がある」と言いますが、宮外にお使いにいかせて、いないと嘘をつくファビン。
でも、悪いことはできませんね。
洗濯する音がイ・サンの耳にも入りました。
夜に洗濯することは、宮女たちの体に悪いので、禁止されていたのです。
こんな決まりがあったなんて、びっくり。
ここだけ聞くと、なんだかホワイトな職場ですよね。(苦笑)
イ・サンが洗濯しているところに行くと、そこには手を真っ赤にしたドギム。
ファビンは、イ・サンから怒鳴られます!!
きっと、このシーンでスッキリした視聴者は、多いはず!
怒鳴られた後の、ファビンが恨めしそうにドギムを睨むシーンは最高の演技でした。
そして、ファビンは、ますますドギムを憎むことになっていきます。
その後、ファビンはどうなっていくか、見ていきましょう!
『赤い袖先』ファビンはその後どうなった?
ファビンは、一人ではイ・サンの心をつかめないと思い、大妃キム氏に助けを求めに行きます。
イ・サンが、ファビンの所へ行くとそこには、大妃キム氏とドギムの姿が!
ドギムは、宮殿の外で、男と私通をした容疑をかけられていました。
ファビンは、得意げに「定期的に宮殿の外で男と会っている」と証拠の品まで提示。
大妃キム氏からは、その罪は死罪だと言われますが、ドギムは罪を否定しません。
絶体絶命のピンチを救ってくれたのが、恵嬪(ヘビン)でした。
恵嬪(ヘビン)は、ドギムの父親が、イ・サンの父親である思悼世子(サドセジャ)の武官であったことを明かします。
さらには、ドギムが会っていた男というのは、兄だということも。
それを聞いたファビンは、あせったのでしょうか、失言をしてしまいました。
大妃キム氏に、「早く処罰してください。思悼世子(サドセジャ)は、罪人でした。ドギムは罪人に仕えた逆賊の子だから死刑を!」と・・・
それを聞いたイ・サンは声をあらげ、「思悼世子(サドセジャ)の息子だ!!」と一喝。
ファビン、やってしまいました。
大チョンボです。
慌てて、頭を下げますが、時すでに遅し。
大妃キム氏からも、ファビンに、二度と会う事はないと見捨てられてしまいました。
この件で、ドギムはファビンに仕えなくてよくなります。
そして、イ・サンは、ドギムを寝殿に呼び、とうとう側室になるのでした。
結局、ファビンは、嫉妬のあまりに、ドギムを排除しようとしますが、失敗に終わり、見捨てられる最後でした。
でも、ファビンがいなかったら、イ・サンが、ドギムを側室にすることはなかったかもしれないと思いませんか?
そういう意味では、ファビンは重要な務めを果たしたと思いました。
『赤い袖先』ファビンを演じたのは?
ファビンを演じた女優さんは、イ・ユンソンさんです。
今は、改名して、イ・ソさんになっています。
イ・ユンソン(イ・ソ)さんは、1998年2月8日生まれの25歳。(2024年2月4日現在)
そして、デビュー作は、2019年の『ウォッチャー~不正捜査官たちの真実~』のチャン・ジユン役でした。
他にも、『悪霊狩猟団:カウンターズ』や、『サ・ロード:1の悲劇』『バッド・アンド・クレイジー』にも出演しています。
『赤い袖先』のファビン役を見てて、私が思ったのが、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演した高畑充希(たかはた みつき)さんに似てるということ。
高畑充希さんは、1991年12月14日生まれなんで、イ・ユンソン(イ・ソ)さんより、すこしお姉さんなんですが、顔の輪郭や雰囲気がすごく似てるんです!
みなさんも、是非、見比べてください!!
『赤い袖先』ファビンは側室NO.1の悪役! まとめ
今回の記事・『赤い袖先』ファビンは側室NO.1の悪役で、その後どうなる?について、まとめてみました。
♠ファビンは、イ・サンの2番目の側室で、ドギムに嫌がらせをする悪役だが、ドロドロを盛り上げてもくれた。
♠ファビンは、最後、イ・サンからも大妃キム氏からも、見捨てられる。
♠ファビンを演じたのは、イ・ユンソン(イ・ソ)。
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