ドロドロ・ヘビー級の『ペントハウス』で、悪の大魔王のようなダンテの秘書をしていたユン室長。
今回は、ダンテを手助けするだけでなく、スリョンの事も手助けしたユン室長に注目!
敵なのか?
それとも、味方なのか?
そして、気になる結末も紹介します。
ユン室長は敵?
ドロドロドラマ・ヘビー級の『ペントハウス』は、悪い人がたくさん登場!
その中でも、1番の悪者と言っていいダンテの秘書が、ユン室長でした。
忠実で、優秀な秘書だったので、悪行の片棒を担いでいたと、容易に想像できます。
秘書というより、優れた後始末の達人のような存在。
『ペントハウス』では、秘書が他にも登場しますが、ユン室長がダントツ1位の素晴らしさです。
素晴らしい仕事ぶりを紹介します。
ダンテから、妻スリョンが産んだ子供を、殺すように指示されたユン室長。
指示されたものの、罪悪感で殺すことができずに、養護院に子供を置いて去ってしまいます。
ちなみに、スリョンは、すり替えられた子供・ヘインを自分の子供だと思って育てていました。
スリョンからしてみれば、まさか自分の子供が、すり替えられているなんて考えもしないですよね。
赤ちゃんに手をかけるということは、さすがに罪悪感で踏みとどまったのですが・・・
もし、赤ちゃんじゃなく大人だったら、殺人までしてしまうって事??と怖くなる・・・
きっと、今までダンテから指示されたら、いろいろな悪いことを、完璧なまでにやってきたんだと思います。
鋭どく冷たい目つきが、ドラマでは、語られていないのですが、非道な事をやってきたことを物語っていると、私は考えています。
ここで、ちょっと話はそれますが、ユン室長を見ると、日本の俳優「長塚京三」さんに似てると、思ってしまいます。
「長塚京三」さんは、観月ありささん主演の『ナースのお仕事』で、松下由樹さん演じる尾崎翔子の夫でお医者さん役で出演している俳優さんですよ!
似ていると思いませんか?
長塚京三さんは、1945年生まれの78歳。(2024年1月現在)
ユン室長を演じているイ・チョルミンさんは、1970年生まれの53歳(2024年1月現在)
ちょっと、年の差がありすぎなんですが、『ナースのお仕事』が放送されていたのは、1996年なので、ちょうど50代。
見比べるにはぴったりだと思います!
顔は似ていますが、役柄は全く正反対で、長塚京三さん演じる沢田先生は、穏やかな優しいお医者さんです。
イ・チョルミンさんを見ると、『ナースのお仕事』のメロディーが頭に浮かんでしまいます。(苦笑)
話をもどしますね。
スリョンからしたら、いくらダンテの指示とはいえ、自分の子供を連れ去り、さらには、殺そうとしたので、敵ですよね。
赤ちゃんに、手にかけなかったのが、せめてもの救いです。
その他には、ユニが、車でチョ議員の家に行こうとすると、ユン室長は、後部座席からユニの口をふさぎます。
このシーンを見た私は、気配を消すことができたりして、何か特別な訓練をしたのか??と思ってしまいました。
国家情報院とか、秘密結社とか?
ありそうじゃないですか?
そして、ユニに娘と自分の命が惜しければ、チョ議員の家に着いたら、警察に浴室で死んでいたと言うようにと、脅します。
チョ議員は、事故ですが、ユン室長が殺したんですよね・・・
ユニにとっても、脅されたのですから、敵と言ってもよさそうです。
ユン室長は味方?
ダンテの秘書なので、てっきり悪役に染まったいると思っていたユン室長ですが・・・
セリフに「クズにも、自責の念はある。」とあるように、人間らしい心がありました。
この「自責の念」により、スリョンの味方へと変わっていきます。
スリョンが娘だと思っているヘインの容態が悪くなり、病院で付き添っていると、病室のドアからメモが・・・
メモには、ヘインは娘ではないと書いてありました。
ドロドロ復讐劇は、ここから、復讐モードへと突入!
メモをしのばせたユン室長が、ドロドロの世界へとさらに押し上げてくれ、とてもいい働きをしてくれます。
ドロドロには、復讐が不可欠ですから!
このメモがきっかけで、スリョンの実の娘が、ソラだということが判明します。
ソラは、死んでしまうのですが、その事は別記事で詳しく書いていますので、興味がある方は、そちらからどうぞ!
ユン室長が、協力してくれたおかげで、火葬場に運ばれそうになったソラの遺体を、別の遺体とすり替える事に成功。
ここでも、ナイスアシストです!
そして、ソラが、骨髄移植のためだけに、養子縁組させられていたことを知ったスリョン。
ソラは『ペントハウス』の中で、1番かわいそうだった気がします。
スリョンと離れ離れにされることがなかったら、声楽の才能もあったので、全く違う人生を送れたのに・・・
その養子縁組にチョ議員が関わっていたことを知ったスリョン。
チョ議員の不倫情報をマスコミに流します。
その件で、チョ議員が、スリョンに手をあげようとしたのを止めたのが、ユン室長でした!
揉み合いになって、チョ議員は、亡くなるのですが・・・
やはり、ハリウッド映画に出てくる、FBIやCIAで訓練されたと思ってしまう勘のするどさや、格闘シーンも、見ごたえがあります!
どこで、ここまで鍛え上げたのか、生い立ちなんかもスピンオフ作品を、是非とも製作して欲しいです。
スピンオフは今のところありませんが、イ・チョルミンさんは、2020年『哲仁王后~俺がクイーン!?』に出演。
『哲仁王后~俺がクイーン!?』でも、大統領府秘書室長役で出演してます。
もう、秘書室長役が、はまり役になっています!
1番活躍したシーンは、ヘインを助けることができた事です!
ダンテは、ヘインの呼吸器を外し、命を奪います。
ここで、韓国あるある「呼吸器外し」が出ます。
韓ドラってなんで、こんなに呼吸器を外すシーンが多いんだろうといつも思います。
思わず「出た~。」って声に出して言ってしまいます。
ユン室長は、スリョンに連絡。
鋭い勘で、ダンテがヘインに手をかけると予想してたんです!
無事に、ヘインの命を守ることができました。
ダンテに仕えていた長い年月が、ここまで行動を予想できるなんて、凄すぎです。
秘書にするのは、もったいないくらいの勘の鋭さだと思いませんか?
秘書ではなく、警察でもよさそう!と思いました。
ナイスアシストで、スリョンは、何度も助けられましたが、このまま味方として動いてくれるのでしょうか?
次は、結末を見ていきます!
ユン室長の結末は?
スリョンが、チョ議員の不正を暴くために、ダンテの金庫をあけて書類をさがしていた時に、ユン室長に見つかり、見逃してもらっていました。
防犯カメラで、その様子を見たダンテは、ユン室長が裏切っていた事に気づきます。
ここでダンテは、ユン室長に電話を入れるのですが、「すみませんでした」といい、電話を切っていました。
この時点で、ユン室長は、覚悟を決めていたと私は思いました。
ユン室長って真面目な性格だと思いませんか?
ダンテのような悪者の秘書じゃなく、もっといい人の秘書だったら、秘書としての力を存分に発揮して、幸せな人生を送れたんじゃないかと。
ダンテが、ボスなので、あらゆる悪事も働いてきたのでしょうが、罪悪感がかなりあって、スリョンを助けたんですよね。
でも、真面目なので、ボスであるダンテを裏切った事にも罪悪感を感じていたんだと思います。
そして、結末は悲しいものでした。
ラスト、陸橋から飛び降りて、自殺してしまうのでした。
なぜ、自殺してしまったのかは、ドラマでは述べられていませんが、私は、先ほど書いたように真面目な性格が、仇となったんだと思います。
それにしても、自殺までしなくてもよかったのではと、思うのですが・・・
あんなに優秀なのに。
もし、私が、脚本家だったなら、ユン室長は自殺させません。
このまま、スリョンの味方になり、二重スパイとして動いてもらって、ドロドロをさらに盛り上げてもらっていたかなとか想像して楽しんでいます。
ユン室長 VS チョ秘書なんか面白そうじゃありませんか?
まぁ、チョ秘書に勝ち目はなさそうですが。(苦笑)
みなさんは、どう思いますか?
『ペントハウス』ユン室長は敵?味方? まとめ
今回の記事・『ペントハウス』ユン室長は敵なのか?それとも味方?について、まとめてみました。
♠ユン室長は、スリョンの子供を、殺そうとしたので敵。
♠ユン室長は、オユニを脅迫したので敵。
しかし
♠ユン室長は、スリョンに真実を明かし、チュ・ヘインの命を救い味方に。
♠ユン室長の結末は、自殺。
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