『黄金の仮面』で素晴らしい悪役ぶりで、視聴者を魅せたユラ。
ユラがいなかったら、あんなにドロドロは盛り上がらなかったはず!
お嬢様育ちだと思っていたユラには、裏の顔があったのです!
ユラの正体や、妊娠、結末まで紹介します!
『黄金の仮面』ユラの正体は?
ユラは、アメリカに住んでいる韓国人デザイナーとして、登場。
父親は事業家で、資産家。
頭もよく、海外の名門大学出身で人脈も広い。
ということで、SAグループ会長のファヨンに気に入られる要素をたっぷり持つユラ。
一方、ファヨンの息子ジヌが、結婚相手に選んだのは、スヨンでした。
スヨンは、ごくごく普通の一般庶民・・・
スヨンは、スヨンを嫁と認めたくないファヨンや小姑のジナに、いびられながら生活してました。
そこに、ファヨンから仕事でスカウトされたユラが、一緒に住むことに!!
私は、第1印象から、ユラは何かやってくれそうな顔をしてると、期待していました。
そして、期待通り、ファヨン一家を、ドロドロの世界へと着実に落としていきます!!
それから、少しずつですが、ユラの正体がバレていきます!!
最初にユラの正体分かったのが、「海外の名門大学出身」という肩書き。
ユラと同級生だと言うイ・ボムの登場により、ユラは学歴をブローカーから買い、学歴詐称していたということがバレてしまいます。
もちろん、嫁の条件としてユラが完璧だと思ってたファヨンは、怒ります。
ここで、すごいのがユラの開き直り。
謝るどころか、ジナも実力ではなくお金の力で大学に入ったと言い返し、実家がSAグループに出資したいと言っていると言い、ファヨンを黙らせます。
力でねじ伏せる感じは、ファヨンと同じ感じなので、ある意味、お似合いの嫁姑ではないかと、思いました。
次に、バレたのが、「両親が偽物」だということ。
両親が偽物だとバレるシーンは、投資の件を話に来た偽物の両親が、スヨンやミスクの活躍で、質問にシドロモドロに。
ユラの焦る姿は、視聴者を爽快な気分にしてくれて、夢中で見てしまったのではと思っています。
バレてからのユラは、実業家だった本当の父親は、飛行機事故で亡くなったが、遺産があり自分は資産家だと明かします。
そして、今回も資金力を武器に、離婚するなら、資金を回収するとファヨンに言い、丸め込みます。
ファヨンは、息子の幸せより、SAグループの方が大事なんですね。
いつか、痛い目にあうぞ!と、思いながら見つつ、ドロドロ好きな私には、こういう徹底した悪役がドロドロを更に盛り上げてくれるので、いいぞ~!と応援したりもして忙しかったです(苦笑)。
そして、最後にはドカーンとまとめて正体が暴かれました!
アメリカ支社の資金が不足し工事が進んでいないことに気づいたジヌは、ユラの資金の流れを調査し始めます。
その結果、ユラの口座のお金は、実はSAグループの海外口座から横領していたものだったという事実が!!
つまりユラは、SAグループに出資していることで、ファヨンに大きな顔をしていたのに、その出資金がSAグループのお金だったということになります。
ファヨン、これには大ショックですよね。
まんまとユラに騙されていました。
しかも、アメリカ育ちというのも全くの嘘。
実際は、施設育ちで、しかも詐欺の過去もあるという始末。
ユラの正体は、モラン製靴で働いていた従業員パク・サンドの娘で、パク・ウンジでした。
父親パク・サンドは、仕事場の火事で亡くなり、父親を殺したのが、スヨンの父親だと思い復讐をしていたのでした。
復讐心は、かなりすごく、この復讐心が原動力となり、ドロドロを盛り上げていたんです!
ここで、ユラのスヨンに向けた復讐劇を少しご紹介!!
ユラのスヨンに対す嫌がらせは、第1話から全開!
姑ファヨンの誕生日会。
スヨンがケーキを運んでいると、ユラは、わざとスヨンのスカートを踏みつけ、ケーキはファヨンの服の上に!
古典的ですが、ドロドロ好きな私は、ユラから目が離せなくなりました。
さらに、ユラの嫌がらせや、それって犯罪っていう事をいくつかあげてみます!
① ピーナツアレルギーのファヨンのサラダに、ピーナツオイルをこっそり仕込み、アレルギー症状を起こしたファヨンに注射をほどこし、助けます。
自分で仕込んで、自分で助け、恩を売る。
しかも、スヨンに疑いの目が向くように・・・
1歩間違えれば、命を落とすかもしれないのに、序盤から飛ばしてくれます!
② ファッションショーでは、ショーに出演するジナ(義妹)の洋服を切り刻み、スヨンに予備の服をトラックに探しに行かせ、スヨンをトラックの荷台に閉じ込める。
ショーの挨拶をスヨンがまかされていたので、それを阻止しようとユラは、トラックに閉じ込めたのですが失敗に終わります。
悔しそうなユラを見ると、視聴者もなんだか、スッキリしますよね。
それが、ドロドロの醍醐味でもあります!
③ スヨンの父デソンを階段から突き落とす。
これには、さすがのユラも焦って、ファヨンに助けを求めていました。
ファヨンは、ユラの上をいく悪役ですので、自首なんかすすめるわけでもなく・・・
一命を取りとめたデソンが入院している病室へ、ユラは元カレを送り込み、酸素マスクを外し殺してしまいます。
(実際に酸素マスクを外したのは、別人でしたが・・・)
ドロドロ定番の「酸素マスク外し」が、ここで出ましたね~。
韓国ドラマって、入院したら、かなりの確率で酸素マスクを外されます。
もう、『水戸黄門』の印籠みたいな定番行為ですね~。
④ ジヌと結婚したユラは、スヨンの子供ソジュンを虐待。
みんなの前では、いい母親になろうと努力しています!みたいな顔をしていますが、ソジュンと二人になった時の態度が酷い。
このせいで、ソジュンは、心の病にかかってしまいます。
フィクションドラマと分かっていても、ソジュンが、かわいそうと思ってしまいます。
⑤ チーム長の座をかけたユラとスヨンのデザインコンペで、スヨンのデザインを盗用。
この「デザイン盗用」もドロドロの定番。
確実に定番をおさえてくるところが、すごい!!
このデザイン盗用も、盗用した証拠をスヨンは見つけ出し、ユラに叩きつけるシーンはスカッとします。
⑥ スヨンの母ヘギョンを車で、ひき殺そうとする。
ヘギョンが入院している際に、容体が悪化したことがありました。
それは、ユラが、看護婦になりすまし、点滴に薬を入れたせいだったんですけど、その事に気づいたヘギョンを車でひき殺そうとしたんです。
あー。
もう立派な犯罪者ですよね・・・
しかも、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」とシラを切る始末。
どんどん、エスカレートするユラの行為もですが、何故捕まらないのか、不思議。
⑦ スヨンを屋上に呼び出し、突き落そうとする。
ファヨンから、離婚するかスヨンを始末するかと迫られたユラは、スヨンを始末する方を選びます。
ドンハが危機一髪のところで、スヨンを助けます。
ドンハのタイミングは絶妙!!
でも、ユラは逃走。
しかも、逃走する際に罪をファヨンになすりつけるために、前もってファヨンから盗んでおいたブレスレットをわざと現場に捨てていました。
ここまで来ると、ユラの悪知恵は、あっぱれとしかいいようがありません。
ここに挙げただけでも、すごいと思いませんか?
スヨンも、父親を殺されて、復讐に燃えていますが、ユラも同じだったんですね。
ドラマのタイトル『黄金の仮面~復讐のシンデレラ~」の副題部分の「復讐のシンデレラ」は、スヨンのことなんでしょうが、ユラにもあてはまってると思いませんか?
『黄金の仮面』ユラが妊娠?!
先ほども書いたように、ユラの両親が偽物だとバレて、ジヌから「結婚詐欺」で、離婚すると騒がれていた時期に・・・
ユラが妊娠を告げます!
時期は、バッチリな妊娠報告。
ジヌは、夫としてはイマイチ。
でも、ソジュンのことは、可愛がっていました。
子煩悩ではあるんですよね~。
ユラに嫌気がさしても、お腹の子供の事を考えると、強く離婚を言えなくなる可能性大ですよね~。
離婚を阻止するには、もっこいの妊娠。
それにしても、タイミングよすぎ!
みなさんの予想通り、妊娠は真っ赤な嘘。
悪だくみが得意なユラが考えそうなことですよね・・・
単純なジヌは、コロリとだまされますが、一筋縄でいかないのがファヨン!
ファヨンは、妊娠を確かめようとします。
そのことに気づいたユラは、びっくりな作戦に!
家の階段で、わざとファヨンとぶつかり、階段から落ちます。
そして、病院で流産したことにし、さらに、ファヨンが階段から突き落とし、流産したと、ジヌに告げたのです。
もう、やりたい放題で、なり振りかまわないユラ。
捨て身な感じが、おそるべし!!
このあたりは、なんだか、タヌキとキツネの騙し合いみたな、やり取りだと、思ってしまいます。
用意周到に母子手帳を持っていましたが、それは、妊婦と取引して、「ユラ」と言う名前で、検診を受けさせて手に入れていました。
ユラにとっては残念な事に、ユラの妊娠自体が嘘だという事をスヨンが突き止め、ファヨンから突き落とされたことも嘘だとバレます。
それからは、ファヨンもユラに対して、冷たい態度を取り、会社への通勤も禁止し、部屋に閉じ込められ、家族からは相手にされなくなり、辛い立場に。
ジヌ・ファヨン・ジナに、さらにはイ執事にまで、冷たくあしらわれているのにもかかわらず、家にとどまり続けるユラ。
家の中での孤立感は、相当なものだと感じたのですが、それでも、家を出ていかないメンタルの強さってすごい・・・
根性なしの私だったら、耐えられずに、そそくさと家を出ます。
その後、悪者ぶりが復活するまでの数話は、おとなしかったユラ。
こうなると、展開が中だるみした感じがして、面白さが半減。
ユラの存在が、このドロドロドラマにどれだけ貢献してたかを、つくづく感じました。
それでは、数々の悪事に手を染めたユラの結末を見ていきましょう!
『黄金の仮面』ユラの結末は?
ユラは、父親サンドが死んだことにファヨンが関わっていると気づき、スヨンと会おうとします。
ファヨンは、ユラとスヨンが会うのを阻止するため、ユラをひき逃げして、死においやりました。
もちろん、ひき逃げしたのは、ファヨンではありません。
ファヨンは、相当なワルなんで、自分の手を汚さないでしょ!!
えーー!
ユラが死んじゃうの??
と思いましたが、ユラが意識不明だと知ったら、またファヨンが命を狙いに来るだろうと思ったスヨンが、ちゃんと別の病院のかくまっていました!!
韓国ドラマは、入院患者の「酸素マスク外し」が定番になっているので、気をつけないといけません!!
韓国の病院ってセキュリティーが、甘すぎだろうって、毎回思います。(苦笑)
そして、次も、びっくりな展開!
ユラの父親が、生きていたのです。
モラン製靴の特許を売ったのが、実はユラの父親サンドで、サンドは工場にファヨンを呼び出し、特許をファヨンに渡し、さらにお金を要求。
そこで揉めていると、ファヨンが、サンドを殺そうと工場に火をつけたのでした。
そうなると、工場で死んだのは誰?
ってなりますよね?
工場で死んだのは、時々工場に忍び込んで寝ているホームレスだったというオチ。
その後、サンドはファヨンを脅し行くのですが、逆に、精神病院に連れて行かれ、監禁されます。
すべての悪の根源は、ファヨンだったんですね!
とは、言っても、サンドもかなりの悪者では?と思ってしまいます。
ドラマの中で、スヨンとミスクに事の成り行きを話すサンドは、なんだかすごく被害者のような話しぶりですが、サンドも相当な悪者ですよと思わず失笑。
だって、脅して、金銭を要求となると、立派な犯罪ですよね?
意識を取り戻したユラは、病院を抜け出しファヨンに会いに行きます。
意識を失っていたので、父親の真実を知らないユラは、ファヨンから、ユラの命を狙ったのはミスクだと吹き込まれました。
ユラは、ミスクを殺そうとミスクの家に行き、そこで、父サンドが生きていてると知らされ、余命がわずかで意識がない父サンドと対面!
このシーンは、初めて、ユラが気の毒に思えたシーンでした。
死んだと思っていた父親と会えるのだから、普通だったら、感動の再会になるのに、余命が残りわずかって、酷ですよね。
父親の死の悲しみを、2回も味合わないといけないのですから。
ユラは、父親の葬儀の後スヨンの家へ向かいます。
サンドが特許を売ろうとしているのに気付いた、スヨンの父テソン。
テソンが説得している時に、ファヨンが工場に火をつけたことを、スヨンが教えます。
そして、ユラは、スヨンとスヨンの母ヘギョンに謝罪!!
真実を知ったユラの心からの謝罪は、スヨン母娘にも届きました。
ここにきて、あんなにドロドロを盛り上げてくれたユラが、改心するなんて、ちょっと拍子抜け。
だって、私には、いい人のユラは、ユラじゃない!
悪役だからこそ、ユラはキラキラするのに・・・とちょっと何言ってるか、分からなくなってきそうですが。(苦笑)
まぁ、もう一人、悪役のファヨンがいるからいいかと、気をとりなおしました。
それで、「万事OK」とはいかないのが、ドロドロドラマ。
ユラは、最後にもう一つ重大な罪を犯します。
ユラは、車でひき殺そうとファヨンに向かって車を発進させますが、そこにジヌが母親をかばい・・・
ファヨンではなく、ジヌが命を落としてしまいました。
この、展開は全く想像していなかったので、「嘘でしょう??」とびっくり!
ジヌが、かわいそすぎると思いませんか?
イライラさせられるキャラクターではありましたが、こんな結末とは・・・
ユラは、最後、警察に自首するという結末でした。
ドロドロ好きな私は、悪役に惹かれる性質があるので、できたら、自首したあとのユラも少しだけでも描いてほしかったかな。
ファヨンを狙ったのに、ジヌを殺してしまうとは・・・
でも、大事な息子を亡くしたファヨンは、この先、自分が死ぬよりも苦しむのではないでしょうか?
ある意味、ユラの復讐は果たせたのかもと思いました。
『黄金の仮面』ユラの正体は? まとめ
今回の記事・『黄金の仮面』ユラの正体は?について、まとめてみました。
♠ユラの正体は、モラン製靴従業員パク・サンドの娘、パク・ウンジ。
♠ユラの妊娠は、偽装。
♠ユラの結末は、罪を認め自首。
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